「トロリーが崩れていった都心を蘇らせた」…トロリーの驚くべき都市再生効果

20210106-08.jpg

日本の富山市がトロリー(路面電車)を中心に推進した都市再生の結果は劇的だ。

富山市はトロリーを中心にコンパクト都市(圧縮都市)を構築し、衰退しつつあった都市を蘇らせた。 富山市は都心を循環するトラムを柱に公共交通網を拡充し、中心部の富山駅周辺に大規模な住居・商業団地を造成した。 学校・病院・官公署など主要施設も都心部に集中配置した。 その結果、人が都心に押し寄せ、力を失いつつあった富山市は活気を取り戻した。 富山市は25年までに都心部の人口比率を42%まで増やしていく予定だ。

大田世宗研究院未来戦略室のイ・ジョンボム責任研究委員は6日、『大田の未来交通政策の方向性研究』資料を通じて大田市がトロリーを通じて都市再生に乗り出すことを提言した。 大田は全長36.6キロに35駅を備えたトロリー路線を2027年までに構築する予定だ。

イ研究委員は「トロリーは大衆交通手段としての機能はもちろん、都市再生、観光、景観改善などの付加的な波及効果が優秀なものと評価され、’第二の復興期’を迎えている」とし「2000年以降、世界的に現れている’急激な高齢化’、’都市集中化’、’都心衰退’などの現象を解決できる代案がまさにトロリーだ」と明らかにした。

イ研究委員は日本、欧州、米国など多くの国でトロリーを通じて都市再生を推進し、成功した事例があると紹介した。

トロリーを通じて都市再生を成功させた富山の場合、トロリーなど公共交通路線に沿って住居・商業・ビジネス関連建築物を集中配置する方法で人を引き入れて都心人口を増やすことに成功した。 富山市はトロリーとJR列車が出入りする富山駅を中心に駅周辺を形成し、都市を再構成するのに都市再生の焦点を合わせた。 その結果、高齢者を中心にトロリーなど大衆交通を利用する人が2~4倍に増え、外地観光客も3倍近く増加した。

環境にやさしいグリーン都市として有名なドイツ・フライブルクは、従来のトロリーとバス・自転車などを有機的に連結し、自家用車がなくても移動が可能な公共交通システムを構築、結果的に都市に活気を吹き込むことができた。 フランスのストラスブールは、トロリーや自転車、共有交通などの公共交通システムや歩行者中心のエコ都市を造成し、同様に都市再生を成功させた。 米ポートランドは、トロリーを通じて自動車中心社会から対種交通中心社会への転換に成功し、これが都市に活力を吹き込む契機になった。

イ研究委員は「高齢人口と単身世帯は増加し、既存の都心は沈滞している大田市もトロリー路線に交通および土地利用政策を積極的に連携する方法で都市再生を推進しなければならない」と述べた。

ttps://ux.nu/iYcpf

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ