韓国国際社会頭角に…存在感「ゼロ」日本の牽制

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国際社会で頭角を表す韓国に日本が焦燥感を出している。国際機関の首長を務めている日本人が一人もいないのに対し、韓国は最近、主要7ヶ国(G7)首脳会議に米国の招待を受けたうえ、世界貿易機関(WTO)にも候補を出すなど影響力を育てているからだ。

安倍の日本「G7に韓参加反対」

28日、共同通信はこの日、日本政府高官を引用してドナルド・トランプ米国大統領が先月G7を拡大して韓国などを招待するという意思を明らかにした後、日本側が韓国の参加に反対する旨を米国政府に伝えたと伝えた。

日本政府は、G7参加国と韓国の間、北朝鮮と中国の外交姿勢が異なることを問題視したと通信は伝えた。ムン・ジェイン政権が親北、親中国の性向を見せるという点を指摘したものである。ここで日本がアジア唯一のG7参加国という外交的優位性を守ろうとする意図も敷かれているという分析だ。

これに対して、米国側は「トランプ大統領が最終的な判断をする」と答えた。

共同通信は、今回の反対の意思は安倍晋三首相の意向が反映されており、強制徴用など歴史問題も対立する日韓関係がさらに冷却される可能性があるとした。

さらに、ユ・ミョンフイ産業通商資源部通商交渉本部長がWTO事務総長候補に出馬し、日本政府は非常に警戒心を高めている。

時事通信は、日本政府関係者を引用し、ユ本部長の出馬についてWTO事務総長は、中立的な意思決定が求められる声が出てくると伝えた。

通信は「日本は韓国との間に徴用工(強制徴用被害者)問題や輸出管理厳格化などの懸案を抱えており、韓国が当選し、国際的な発言力を高める事態を警戒している」と分析した。

時事通信はこのような日本の警戒心が上がったことをめぐり、最近、国際機関の首長など高位職に日本人が「ゼロ」を記録し、存在感の低下を懸念しているからだと分析した。

最新の国際機関を率いた日本人は在任中に死亡した天野之弥国際原子力機関(IAEA)事務局長(2009~2019年)がいる。このほかに松浦晃一郎国連教育科学文化機関(UNESCO)事務総長(1999~2009年)と関水康司国際海事機関(IMO)事務総長(2012~2016年)などがいるが、IMOも日本人に続いてイム・ギテク事務総長にバトンを受け継いで、現在在任中である。

時事通信は「現在、国連傘下の15の専門機関で日本人首長はゼロ」とし「日本の国家安全保障局(NSS)と4月に新設された経済チームが国際機関の首長を務める人材を集中的に育成することにした」とした。それとともに「これから韓国と日本の国際機関の主要な地位を占めるため争いが激しくなるものと見られる」とした。

このほか、G2に浮上した中国が国連食糧農業機関(FAO)に史上初の中国人事務総長を輩出するなど、国連の4つの機関のトップ(最高位層)を占めることも、日本の不安を育てる要因である。

外務省関係者は「最近、国際機関の首長席は各国の閣僚経験者が占めている」とし「職業外交官出身が多い日本の候補者がキャリアなどの他の国に遅れをとっている」と述べた。続いて「国際機関内の日本の従業員を増やして底辺を広げ、NSSを中心に語学や国際経験、専門知識を持った人材を育成し、将来の候補者を一元的に管理する」と述べた。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ