腫瘍日報(中央日報)、米国は血液であるドルをどの通貨とも交換しない

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ピンチの時に実力が現われる。 文在寅政府はどうだろうか。 今までは落第点だ。 危機の時、リーダーの言葉を変えてはならない。 明確なメッセージ、具体的な代案が欠かせない。 文在寅大統領の言葉は曖昧だ。 「経済と防疫、二兎を追う」、「前例のない対策必要」、こんなのはリーダーの言葉ではない。「どのように」が抜けているからだ。 今からでも変わらなければならない。 政策の優先順位を決め、基本から管理しなければならない。 大きな堤防が決壊すれば、小さな溝は一緒に流される。 今すぐ急がなければならないのが韓米通貨スワップの復元だ。 なぜなのか。

●韓米通貨スワップは同盟の復元
●ウォン高と株価暴落を阻止する最上の盾
●「乗れなければ死ぬ」覚悟で推進へ

第一に、通貨スワップは同盟の復元だ。 お金は血液だ。 米国は血液であるドルをどの通貨とも交換しない。 地域の盟主通貨、同盟の通貨とだけ換えてくれる。 成功すれば、’文在寅政府=親中反米’というこれまでの誤解を一挙に覆す可能性もある。 親中、親北オールインの時よりも、北朝鮮と中国を扱うのにも役立つだろう。 総選挙用の好材料としてもこれほどのものはない。

第二に、ドルの箱舟だけが安全だ。 コロナ・パンデミックはすべての資産を飲み込んでいる。 株は言うまでもなく、代表的な安全資産である金の価格まで急落している。 債券と仮想通貨も避難所にならない。 ただドルだけがパンデミック世界の”ノアの箱舟”だ。 乗り込めば生き、 落伍すれば死ぬ。

第三に、機会が良い。 ウォール街の代弁者ウォールストリートジャーナル(WSJ)は先週の社説で「金融パニックを沈静化するため、米連邦準備制度理事会(FRB)が韓国などと通貨スワップを結ぶ必要がある」と述べた。 12年前の金融危機の際、WSJは国際通貨基金(IMF)の緊急資金支援を取り上げ、韓国との通貨スワップに否定的だった。 WSJの態度変化は、米政府とFRBを説得するうえで良い口実になり得る。

だからといって、たやすくできるわけがない。 予測不可能なトランプは、なんの見返りを要求するかわからない。 戦略が必要だ。

第一に、他国を引き入れなければならない。 オーストラリア・シンガポール・台湾などを動かさなければならない。 08年の金融危機の際、米国は韓国など14ヵ国と通貨スワップを結んだ。 最後まで悩んでいたインドネシアと香港は断った。 当時、韓国は自他共に認める、親米国家だった。しかし、今は違う。韓国一人では容易ではない。 その点でイ・ナギョン元首相が国会で「G20諸国と通貨スワップ推進」に言及したのは素人だ。 米国は同意しないだろう。 トランプは気候協約も脱退した。 特に中国とはスワップを結ばないだろう。 ドルの抜けた通貨スワップはどの国にも意味がない。

第二に、ウォール街の人脈を総動員しなければならない。FRBの核心は議長、副議長、ニューヨーク連準総裁の3人組だ。 2008年、イ・ミョンバク政府はシティグループ会長ロバート・ルービンを人脈に動員した。 ルービンが当時ニューヨーク連準総裁のティモシー・ガイトナーと親しかったためだ。 今は、ニューヨークとワシントンの人脈が事実上断絶している。 この人脈から復元しなければならない。 ちょうどイ·ジュヨル韓銀総裁は初の再任総裁で、パウエル連準議長と顔見知りだ。 最大限活用しなければならない。 経済通のチョ·ユンジェ元駐米大使も一役買うことができるだろう。

第三に、密かに動かなければならない。FRBはプライドが高い。 米大統領の言葉も無視する。 大声で騒ぐのはFRBを刺激する。 しかし、FRBにだけこだわってはいけない。 決定権はFRBにあるが、財務省とホワイトハウス、IMFを通さなくてはならない。 これらを同時に攻略しなければならない。 文大統領が直接トランプを説得する必要もある。

急ぐ程いい。今はもう出遅れたが、今すぐ韓銀総裁と経済副首相をニューヨークに、経済副首相をワシントンに送れ。 彼らを大統領府に呼んで金利引下げを迫り、「マスク対策」を要求している場合ではない。 マスクは、首相室で総括すればいい。 長広舌を並べ立てたが、事実は心配だ。 専門家の話は聞かないのが常で、不利になれば別のことを専門とする政府なので、これといった努力もしていないのに、うまくいかなければある日「通貨スワップは必要ない」と言うかと思えるからだ。 最初は「必ず使わなければならない」と言っていたが、需給大乱が起きると「必要ない」と言ったマスク事態の時のように。


スレ主韓国人

記事作成:19日0時41分

出来ないと思った?w

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ