日本ダイキン工業、唐津に半導体用特殊ガス工場新設

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松山2 外国人投資地域に
今後5年間で420億規模

忠清南道と日本の高純度半導体用特殊ガスメーカーのダイキン工業は19日、420億ウォン規模の投資協約(MOU)を締結した。

忠清南道のヤン・スンジョ知事をはじめ、キム・ホンジャン唐津市長、ダイキンコリアの平尾泰久代表らが参加して開かれたこの日の協約に基づき、ダイキン工業は韓国のC&Gハイテク社と合弁して法人を設立し、唐津松山2外国人投資地域の3万4070平方メートル(約1万306坪)の敷地に半導体用特殊ガス生産工場を新築する。

ダイキン工業は特殊ガス工場を新設し、これまで日本現地で直接生産・納品してきた半導体用特殊ガスを生産・販売する予定で、来年10月からエアコン用冷媒の純度を高め、半導体製造に適した高純度ガスを生産する計画だ。

生産したガスは、クライアントのサムスン電子、SKハイニックスなど、国内半導体メーカーに納品すると発表するダイキン工業は、今後5年間で約420億ウォン(外国人投資金額約281億ウォン)を投資し、これを通じた忠清南道内の新規雇用効果は約50人と予想される。

これを受け忠清南道と唐津市は、電気、ガス、用水、下水・排水処理などインフラ設備部門に協力し、事業の許認可取得及び工場建設過程で発生する困難の解消を支援することにした。

ヤン・スンジョ知事は「最近はコロナ19拡散による世界景気の鈍化、グローバル貿易の減少など多くの困難があったが、非対面経済の活性化で情報通信(IT)産業の輸出好調ぶりは堅調になった」とし「韓国経済の支えとなる電子部品のすべての製造工程に不可欠な要素がまさに半導体用特殊ガス」と述べた。

続いて同氏は「韓国の半導体用特殊ガス市場で大きな役割をしているダイキン工業との連帯・協力は非常に重要だ」とし「唐津・松山2の外国人投資地域に新設される工場は国内製造業の高付加価値を創出する上で心強い力になる」と強調した。

ダイキン工業は日本の大阪に本社を置く空調・化学事業企業で、昨年の売上高は約25兆ウォンに達し、空調事業分野ではグローバル売上トップとなっている。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ