日本も燃えたキャンドル…デモ隊「安倍退陣」、市民は「スゴイ」
1万人が23日、首相官邸前で集会
「私学スキャンダル」安倍政権圧迫
23日午後、東京の首相官邸前では、最近私学スキャンダルに関連して安倍晋三首相の辞任を要求するキャンドルデモが開かれた。デモ参加者たちが集会の間にろうそくを持ち上げて抗議の意を伝えている。
23日午後8時、東京千代田区首相官邸前。
「時間になりました。みんなプラカードを下げて、キャンドルを灯してください。」
数千人の群衆が主催側の要求に応じて一斉に発光ダイオード(LED)キャンドルとフラッシュの電源を入れ、携帯電話などを持ち上げた。雨が少し降ったが、市民はキャンドルを振って「安倍晋三首相退け」「嘘をつくな」などのスローガンを叫んだ。主催側は「歴史的な光景になるかもしれない。ぜひ写真を撮ってほしい。」と呼びかけ、記者がキャンドルの海に向かって次々とシャッターを押した。あちこちで「本当に素敵ですね」という言葉が出てきた。
森友学園スキャンダルをめぐり安倍政権が追い込まれた中、首相辞任を要求するデモ隊がこの日から、ろうそくデモを開始した。韓国で政権を変えたキャンドルが日本に上陸したものである。
○「ろうそくで安倍首相追い出す」
主催側が23日、ろうそく集会のために製作して、インターネットで配布したポスター
この日のデモは、2015年の安保法制反対デモを主導したシールズ(SEALDs・自由と民主主義のための学生の緊急行動)のリーダー格だった奥田愛基(26)氏などが企画した。奥田氏は、先週Twitterを使って「キャンドル3000個を準備した。」という文を載せ参加を促した。またポスターを配布し「キャンドルズライトアップデモクラッシュ」キャンペーンを行った。ただし、安全上の理由から、実際のろうそくの代わりにLEDキャンドル、サイリウムなどを活用しようと提案した。
インターネットには「キャンドルさえ持っていればいいので気軽にデモに行くことができるだろう」「デモならなぜか怖いという印象があったが、ろうそくなら安心だ」、「韓国を見習って、日本も力を出そう」などの反応が相次い続いた。
自発的にキャンドルを準備する人も現れた。この日の現場で「キャンドルスタッフ」という腕章をつけ「LEDキャンドル」を分けてくれた角井典子さんは「知人と2000個のキャンドルを用意してきた。韓国ではキャンドルが政権を変えた。キャンドルは柔らかく、きれいで、非暴力的である。」と述べた。
福祉関連の仕事をするという野中俊宏氏は「韓国のようにろうそくが力を出せば良いだろう。安倍首相が退くまで続くデモに出てくるだろう。」と述べた。市民はろうそくに満ちた様子を見ながら「スゴイ(クール)」、「キレイ(きれい)」など感嘆詞を連発し、写真を撮った。
この日、警察はデモ隊が道路の半分のみを使用できるようにした。人が集まったところでは、人間の帯を作って指定区域を逸脱しないようにした。指定区域ではない所では、立っているだけで拡声器で「通行の妨げになるので移動せよ。」と要求した。一部の市民は、キャンドルを持ったまま距離をあちこち行き来しながらデモをした。
この日のデモには、ろうそくを持たない人まで含めて1万人ほどが集まったことが分かった。主催側は今後、毎週金曜日ろうそくデモを開いて、安倍政権を圧迫する計画だ。この日昭惠女史が運営する食堂に脅迫メールが配信された。安倍首相はこの日の午後6時30分、外部イベントに参加するため官邸を離れキャンドルを目の前で出くわす事態を避けた。
○右翼「反日本的韓国を真似る」
インターネットには、都合上デモに出なかった、あるいは海外に居住する人々が家でキャンドルを入れ、写真と一緒に応援メッセージを送信するなどろうそくデモが、オン・オフラインで拡散されている様子である。ソーシャルネットワークサービス(SNS)などを通じた韓国人たちの応援もあふれている。
一方、右翼陣営では、韓国のデモの方法に沿ってしたことに対し露骨な反感を表に出している。この日のキャンドルデモの直前官邸前では「安倍首相を守ろう」という右翼団体の集会が開かれた。インターネットには、「韓国のろうそくデモは、日本を揺さぶる行動」「デモをする、これらすべての在日同胞や韓国人」などの記事が上がってくることもした。
しかし、与党である自民党内部でも安倍首相への批判が高まっている。安倍首相は25日党の大会で「行政の長としての責任を痛感する。国民にもう一度深く謝罪したい。」と頭を下げた。前日(24日)全国幹事長会議に続き、二日連続謝罪したのである。
27日には森友学園に国有地を安値売却し、関連文書を操作する時に局長であり、事件の核心人物である佐川宣壽前国税庁長官が国会に出席している。彼の答えに基づいて、政局が大きく揺れ動く可能性がある。
東亜日報
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ