MeToo「無風地帯」の日本でも風…連日次官問題提起

財務省の調査方法に3万5千人の抗議署名…総務省「いじめを受けたことある」

韓国と米国、欧州などに比べて「美闘士」(Me Too・私も)運動が起こらない評価を受けてきた日本に最近、新しい動きが相次いで現れている。

以前にも似たような動きがまったくなかったわけではないが、日本政府内で力の強い省庁に数えられる財務省の福田淳一事務次官のセクハラ発言疑惑をきっかけに声が出てくる雰囲気だ。

福田次官は、最終的に更迭されたが、政権ナンバー2である麻生太郎副首相兼財務相は「(被害を受けた女性記者が)申告し出なければどうしようもない」と「2次被害」を誘発するような発言をして批判を受けた。

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「セクハラ論議」に頭を下げた日本の財務省次官。「セクハラ」論議をかもした福田財務省事務次官が18日(現地時間)、東京で記者団に次官の責任を果たすことが困難と考えて辞表を出したと明らかにした後、頭を下げている様子。彼はセクハラについては改めて否定し、裁判で戦うと述べた。

先に日本の週刊誌は「キスしても良いのか」、「胸を触っても良いのか」などの言葉を発する福田次官と推定される人物の音声録音ファイルを公開したが、当事者は「記憶がない」というとぼけで一貫している。

20日朝日新聞によると、弁護士が主軸になって財務省の調査方法に異議を提起するインターネット署名に、二日間で3万5千人が参加した。

角田由紀子弁護士は「大学や企業では、セクハラ防止のための研修などをしている財務省高官がそのような程度の認識なしに仕事をしていたのか」とし「社会の変化が彼らには達していないことを驚くばかり。」と指摘した。

政府内でも批判が提起された。

野田聖子総務相は財務省の調査方法に「違和感がある」と指摘した後、18日衆議院内閣委員会で「私も20代くらいの選挙に落ち活動していたの男性から性的で高圧ないじめを受けた。」と明らかにした。

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国会答弁する麻生日本の副首相兼財務相。

野田総務相は「被害を受けたとき、家族、友人、職場の上司になかなか告白できない非常に辛いもの」があると述べたと毎日新聞は、最近報道した。

美闘士とは内容が異なるが、女性に相撲の土俵に入らないようにする「禁女の伝統」に反旗を持ち上げる動きもある。

大津市の越直美市長は19日、全国の女性市長と連携して、女性が相撲の土俵に上がらないようにする現在の措置を再検討することを文部科学相に要請する計画だと明らかにした。

日本相撲協会は4日、京都府舞鶴市で開かれた大会中に倒れた人を応急処置しようと土俵に上がった女性に「降りろ」と放送して物議をかもした。

聯合ニュース
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ