李洪九(イ・ホング)元首相が理事長を務める「ソウル国際フォーラム(SFIA)」と中曽根康弘元首相が会長の「中曽根康弘世界平和研究所(NPI)」が15日に東京で発表した韓日共同宣言に盛り込まれた内容だ。「両国が共有する5つの価値とビジョン-相互信頼に基づいた関係強化」と題した共同宣言だ。
宣言は「北東アジアでは急激な情勢変化により新しい状況が展開しようとしている」とし「この変化により、さらなる平和と安定がもたらされ、より発展していくことを期待し、北東アジア、さらには世界の平和と繁栄が、我々が共有する5つの原則にのっとって実現されていくことを望む」と明らかにした。
共同宣言発表会は東京千代田区永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」で開かれた。中曽根元首相は「戦争を経験し、長年政治に携わってきた者として、日韓関係は最も大切な2国関係の一つだと考えた。振り返ると首相に就任してから最初に訪問した国も韓国だった」と述べた。続いて12日にシンガポールで開催された米朝首脳会談に言及し、「日本を含む北東アジア全体が大きく前進しようとしている」と述べた。続いて「日韓両国は情勢変化に一喜一憂することなく、着実にその歩を進めていくべきだ」と強調した。
李元首相は「歴史の渦の中でも韓国と日本は自由と民主の価値を共有する隣国として繁栄を共に成し遂げ、地球村の平和のための共同の認識と絆を大切に守っている」と評価した。また「4月の板門店(パンムンジョム)南北首脳会談とシンガポール米朝首脳会談は韓半島(朝鮮半島)とアジア・太平洋地域で新しい平和時代の可能性を見せた」とし「両国が共有する5つの価値とビジョンを確認することは、歴史の流れに積極的に順応する意志を共に確認する契機になるだろう」と話した。
NPI理事長の佐藤謙元防衛事務次官は「5つの価値は信頼関係の根底となる基本概念であり、未来志向的な両国関係において揺るぎない基点」と述べた。
ソウル国際フォーラムの柳津(リュ・ジン)副会長(豊山グループ会長)は「これまでお互いうまくやろうと多くの努力をしてきたが、努力に比べて成果は不足していた。この宣言を始まりに両国関係が良くなると信じる」と述べた。
この日、特に目を引いたのは、先日100歳になった中曽根元首相の姿だった。1918年生まれの中曽根元首相は5月末に100歳の誕生日を迎えた。今年1月に右腕を骨折し、下半身が不自由なため車椅子で登場したが、中曽根元首相は大きく響く声で準備してきたあいさつの言葉を読んだ。
中曽根元首相は最近も週に2回ほど東京の事務室に出勤する。書類整理、訪問者との面会のほか、読書への意欲がまだ旺盛で、新聞の書評欄を読んで気に入った本を見つけると参謀にすぐに購入を指示するという。
中曽根元首相は1947年に初めての国会議員となり、20回連続で当選した。82年11月に首相に就任し、5年間の長期政権を率いた。「戦後日本政治の総決算」を掲げて国鉄の民営化などを進めた。外交的にはロナルド・レーガン元米大統領と共に「ロン・ヤス時代」と呼ばれる日米蜜月関係を築いた。
http://japanese.joins.com/article/325/242325.html?servcode=A00§code=A00
法の支配もされてない、自由なんてない
朝鮮とはそういう所
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Source: おもしろ韓国ニュース速報