韓国大使館の連絡も途絶えた…「軍部クーデター」混沌のミャンマー

軍部、クーデター直後に通信遮断し、放送局を包囲
「軍部の機関完全掌握まで状況は続きそう」

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軍部クーデターが発生したミャンマー情勢が悪化の一途をたどっている。 首都ネピドーと最大商業都市ヤンゴンの通信が途絶えたのに続き、言論統制まで行われるなど、外部への情報流出が事実上、妨げられた状況だ。 特に、駐ミャンマー韓国大使館と韓国主要企業の現地駐在員に対する連絡もまともに取れておらず、僑民の安全問題も頭をもたげている。

クーデターは1日午前5時半ごろ始まった。 軍部は同日午前、国会で行われる予定だったアウンサン・スーチー国家顧問の民選政府2期発足関連行事の直前に、スーチー顧問ら与党民主主義民族同盟(NLD)中央執行委員と核心国会議員、政府主要長官らを逮捕した。 さらに軍部は、ネピドーやヤンゴンなどの携帯電話サービスも一部中止させた。

ヤンゴンに居住する韓国企業の駐在員Aさんは「幸い午前中不通だったインターネットサービスが午後に入り接続され始めた」とし「まだ移動統制措置などが下されていないが、状況が時々刻々と変わっており、韓国人は皆緊張している」と雰囲気を伝えた。

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メディア統制も断行された。 ミャンマー国営放送はクーデター発生直後に送出が中断し、海外にミャンマーの消息を知らせる通路だった「ビルマの声」放送局も同日午前6時58分ごろ包囲された。 現在、「ビルマの声」をはじめ、大多数のメディアの報道機能が停止しており、ミャンマー軍部が所有している放送チャンネルだけがクーデター関連軍部の立場などを伝えている。

韓国外交部の関係者は「クーデターの余波で韓国大使館と韓国駐在員まで直接的な被害を受ける可能性は少ない」とし「軍部が政府やメディアなどすべてのチャンネルを掌握するまで現地の状況が具体的に確認されるのは容易ではなさそうだ」と述べた。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ