大宇造船、7兆ウォン台インド潜水艦受注「大当たりか、それとも乞食か」
事業規模が約7兆ウォン台とされるインド海軍の潜水艦受注戦で錚々たる海外企業が軒並み退いた中、大宇造船海洋、ドイツのティッセンクルップ海洋システム(TKMS)のうち1社が最終落札業者になる可能性が高い。
こうした中、一部の軍事専門家は、インドの潜水艦事業は事業規模は大きいが、ややもするとこれといった利益がなく、韓国の先端技術をそのままインドに引き渡す「粗削り事業」になりかねないという指摘が出ている。
ロイター通信など外信は28日、大宇造船海洋とティッセンクルップ海洋システムのほかに、多くの企業が入札を放棄したのは、インド国防省が要求する過度な国産化政策のためだと報じた。
業界によると、インドは潜水艦を独自に建造する能力が不足している。 さらに、インド海軍が望むのは空気不要推進体系(AIP)技術が内在した潜水艦だ。
AIPを搭載した潜水艦は、潜水艦内のバッテリーを充電するために太陽光のある水面上に上がってくる必要がない。 このため、潜航(潜水艦が水中に隠れて航海)能力が20日に及ぶ。
これに比べてAIP技術がない潜水艦は潜航能力が10日を越えることができず、AIP技術は先端潜水艦の基本要件だ。
インド海軍は、先端技術力を確保するために5000億ルピー(約7兆9000億ウォン)規模の潜水艦を韓国とドイツの造船会社に発注した。 インド海軍はまた、AIP先端技術を備えた潜水艦を製造する際、先端技術の60%をインドの造船会社に移転するよう主張している。
問題は技術移転に関する詳細規定が具体化されていないという点だ。
ある軍事専門家は「国内の軍需企業が海外でいくら大規模事業を受注しても先端軍事技術を外国の造船会社にそのまま渡すのは自殺行為」とし「先端情報技術(IT)を海外会社から譲り受けた後、世界IT市場で低価格攻勢で先進国企業を抜いて海外市場を奪っている中国が代表的な例」と説明した。
これと共にインド政府が推進中の「メイド・イン・インディア」(インド製造業育成政策)も国内の軍需企業が留意すべき部分だ。
インド潜水艦を大宇造船海洋がすべて建造した後、インド海軍に引き渡した場合、国内の雇用創出効果が期待される。 しかし、仮にインド政府が潜水艦建造の大半をインドで行うことを要求し、また潜水艦の性能を最長数十年間要求する場合、「無駄骨を折る」ということになるということだ。
業界関係者は「インドのナレンドラ・モディ首相が率いるインド政府は、”メイド・イン・インディア”と呼ばれるインド製造業育成政策にオールインしている」とし「このため主要産業分野でインド現地生産と輸入代替効果を叫んでいる」とし「大宇造船海洋のインド潜水艦受注可能性は、良いニュースではあるが、インド政府の”隠された罠”に陥らないよう留意しなければならない」と助言した。
スレ主韓国人
インド政府の先端技術移転要求は行き過ぎ…
私も個人的にとても愼重にした方がいいと思います。
7兆ウォン台の事業であるだけに、よだれを垂らす事業ではありますが…
その内部をよく覗いて、慎重に慎重を期すべきだろう。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ