韓国政府がアダルトサイトやギャンブルサイト、違法性の高いサイトへの遮断を2月11日より行われた。
これに対して韓国国民からは「表現の自由を奪う」「検閲だ」という議論も起きている。
今回は「サーバー・ネーム・インディケーション・フィールド遮断方式(SNI)」を採用しており、
既に900近いサイトが閲覧出来なくなっている。
■韓国ネットユーザー激怒 署名活動開始
この遮断に対して韓国のネットユーザーは激怒し「httpsブロックポリシーに対する反対意見」という反対署名を行い、
開始2日で10万を超える勢いとなった。つまり11日に遮断が開始され、13日には10万の署名が集まった。
署名は青瓦台(大統領府)の請願署名サイトにて行われており、ここで集まった署名が20万人を超えると政府と
大統領は1か月以内に公式な回答の義務が生じる。
■署名が20万以上集まる 政府と大統領の公式回答義務
そんな署名が2月17日に20万を超えた。つまりこの日より1か月以内に政府と大統領は正式にこの件に対して回答しなくてはならない。
また、この署名の影響なのか、放送通信委員会のキム・ジェヨンは「合法成人向けコンテンツはブロックの対象としない」と明らかにした。
■大統領府が正式回答
2月21日になり大統領府はSNSを通じて「検閲は絶対ない」とコメントを投稿。この日請願の回答を行った、
イ・ヒョソン放送通信委員長は「今回の措置のあと、怒っている方や、心配している方もいた。複雑な技術で過去に例が無い」と説明。
続けて「技術の変化に応じて、httpsが広まり、http方式では違法アダルトサイトや海外の違法サイトのブロックが難しくなった。
それに対応できるのがSNIブロック技術だ」と説明。
この日、イ・ヒョソン放送通信委員長が明らかにしたブロック対象サイトは著作権違法サイトやギャンブル776、
違法ポルノサイト96の計872サイトがブロック対象だという。当初の895サイトから多少減っているようだ。
このブロックに対してはろうそく集会デモも行われ、多くの人がソウル駅前広場で検閲をやめるようにと訴えた。
この日までに集まった署名は25万。
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Source: おもしろ韓国ニュース速報