無人島で30年間生きてきた日本版ロビンソン・クルーソー

30年間無人島裸生活…本当に自然人の話

21世紀版「ロビンソン・クルーソーとなった」あるいは「裸世捨て人」で有名なおじいさんが自分の場所から追い出される状況に直面している。

この25日(現地時間)、英国デイリーメールなどの海外のマスコミは、小さな無人島の外離島で30年近く、たった一人で生活している日本人のおじいさんの近況を伝えた。過去2012年、国内のメディアでも報道されて大きな話題になったおじいさんの名前は長崎真砂弓(ながさき まさみ)。

今年で82歳になった長崎おじいさんが現地の漁師も見つけられない無人島に定着したのは、1989年だ。

島に来る前まで都市での彼の職業は様々だった。一時は写真作家として、また一時は飲食店のウェイターとしても働き、日本全域を歩き回った彼は40歳になった年に結婚し定着していたが、「根」を下せなかった。結局、妻子を置いて50代に家出した彼は、誰も住んでいないここ外離島で一人で暮らし始めた。おじいさんは「初めてこの島に来た時は、強い風と太陽の為に長く生きられないと考えた」、「自然の中に一人で生活しながら不便さがすぐに幸福に変わった」と回想した。このように水も食べ物も特にない無人島に定着した彼は、30年間生きながら完全な「自然人」になった。着ていた全てのものをさっさと脱ぎ捨て、海水でうがいをして木の葉をティッシュとして使った。ただし、定期的に陸に出て食料品を調達する時は服を着て文明人になる。

何も持っていないが、人生の幸せを見出した彼に危機が訪れたのは4月頃だ。おじいさんの健康がよくないという事実を知った誰かが現地警察に通報したのだ。

これに関係当局はおじいさんが島で一人で客死することを懸念し、病院がある陸地に強制的に移動させるという方針を決めた。このような事実は、無人島ツアー会社を運営するAlvaro Cerezoを通じてマスコミに知られた。Alvaro Cerezoグループは「おじいさんはまた都市に戻る事を願わないが、抵抗する力さえ残っていない」、「余生をここで終わらせたいという夢を持っている」と明らかにした。一方、過去のインタビューでもおじいさんはここの無人島で生涯を終えたいという考えを示したことがある。おじいさんは「ここは私には天国のような所」とし、「ここで一度も悲しみを感じたことがなく、ここは私の安息所であり、墓」と明らかにした。  

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ