韓電、8300億投入したオーストラリアの鉱山事業「霧散」危機

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韓国電力が8000億ウォンをかけたオーストラリアの鉱山開発事業が白紙の危機に置かれました。

詳細について、イ・ハンナ取材記者に繋いで調べてみます。

韓電のオーストラリア鉱山事業が座礁の危機ですって?

[記者]

はい、韓電が去る2010年からオーストラリア、ニューサウスウェールズ州で推進したバイロン有煙炭鉱山事業の開発許可が昨日(18日)差し戻されました。

韓電によると、オーストラリアの独立評価委員会は、この事業が持続可能な開発の原則に合わないとし、ビジネスに同意しないことを決定しました。

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事業が差し戻された理由を具体的に調べてみましょう。

[記者]

バイロン炭鉱開発事業は、オーストラリアでの環境問題が継続的に提起されてきました。

地元住民と環境団体の反対で9年目になっても開発承認がなされていません。

オーストラリアの独立評価委員会は、地下水汚染と温室効果ガスの影響などを否定的に評価したと伝えています。

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韓電の打撃も大きいと思われるのですが。

[記者]

はい、韓電は、このプロジェクトにこれまでの7億ドル、私たちのお金8300億ウォンを投入しました。

今年から鉱山開発に乗り出して再来年から40年の間、年間350万トンの石炭を生産する計画でした。

しかし、オーストラリアの今回の決定で鉱山開発が事実上詰まり計画に支障が生じました。

また、莫大な損失も予想されます。

現在の赤字の状態であることを勘案すれば、財務状況が悪化すると思われます。

韓電は鉱山売却、許可の再申請、訴訟提起などの対応策検討に乗り出しました。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ