安倍「韓日関係修復のきっかけ、韓国が作らなければならない」

参院本会議回答…日朝首脳会談の意志重ね表明

(東京=聯合ニュース)パク・セジン特派員=安倍晋三日本首相は8日、「国家間の約束」を遵守するよう韓国政府に重ね促しながら韓国側が韓日関係を修復するきっかけを作らなければならないと主張した。

安倍首相はこの日、参院本会議で、「国家間の約束を破る行為を続ける「韓国との関係をどのように持っていくのかを問う世耕弘成自民党参院幹事長(前経済産業相)の質疑への答えで「韓国は重要な隣国」と前置きした後、その立場を明らかにした。

20191008-11.jpg

安倍首相はまず、「北朝鮮問題などで日韓、日米韓の協力が重要だ」と述べた。

彼は続いて「日韓関係の根本をなす韓日請求権協定の違反状態を放置するなど、信頼関係を損なう行為を続ける韓国の優先すべきことは、国際法に基づいて国と国との間の約束を遵守することにより、日韓関係を健全な関係に戻すきっかけを作ることを要求する」と述べた。

安倍首相のこのような見解は、去る4日開会した今回の臨時国会本会議で行った所信表明演説の内容と同じものである。

彼は当時の演説でも「韓国は重要な隣国」とし「国際法に基づいて国と国との間の約束を遵守することを要求したい」と語った。

安倍首相は昨年10月、韓国の最高裁判所の徴用工賠償判決が出てきた後、1965年に締結された韓日請求権協定を根拠に掲げ、韓国政府がこの問題を主導的に解決すべきだという主張を繰り返している。

それとともに、韓国政府が先に前向きに出ない限り、韓国との関係を改善することはないという立場を一貫して表明している。

一方、安倍首相はこの日、参議院回答でキム・ジョンウン北朝鮮国務委員長との条件のない会談を推進したいとの意向を重ねた。

前日東海大和堆漁場で発生した北朝鮮の漁船と日本水産庁取締船との間の衝突の事態と関連しては、北朝鮮漁船の違法操業行為が確認されず、救助船員の身柄拘束など強制措置を取らずに周辺にいた北朝鮮船籍と見られる他の漁船に身柄を引き渡したと述べた。

彼は大和堆周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)で、外国船舶が操業することは違法であるだけでなく、日本漁業従事者の安全操業の妨げにされるとし、北朝鮮側に北京大使館経路を介して抗議したと付け加えた。

安倍首相はしかし、今回のことにもかかわらず、条件を付けずに金正恩北朝鮮国務委員長との首脳会談を変わらず続けて推進するという意志を明らかにした。

ttps://ux.nu/wa4w5

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ