日本の大人気漫画「北斗の拳」は盗作

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マッドマックスシリーズは1979年に初作品が出ており、4年が過ぎた1983年に日本漫画雑誌「少年ジャンプ」で北斗の拳が連載を開始した。

北斗の拳は良く言えばマッドマックスの同人誌レベルで…著作権が強化された現在なら出版を深刻に考慮してみなければならない水準の盗作作品である。

しかし、これを逆だと思って、日本の若者がネット上で映画マッドマックスをあざ笑っていて…一部の日本人は恥ずかしい思いをしているのである。

事実、日本だけの問題ではない。 海外で4千万部が売れて世界的に大ヒットした。
韓国だけでなく、甚だしくは西洋ですらそう誤解する人たちが再々あるからだ。

メル・ギブソン主演のマッドマックスは、核戦争で荒廃化された地球を素材にした「ポストアポカリプス(終末的世界観)」ジャンルの教科書と言えるような作品だ。

北斗の拳だけでなく、この後、多くの映画、漫画、ゲームなどがマッドマックスの影響を直接・間接的に受けて誕生した。

特に北斗の拳の場合、核戦争で荒廃化された地球という同じ設定だけでなく、主人公の顔立ち、ラグビー運動選手と剣闘士を混ぜ合わせたような敵の衣装、ファンキーなヘアスタイル、乗っている車両、甚だしくは子供の子役の姿など、ディテール面までもマッドマックスをそのままコピーした。

異なる点は、北斗の拳はこのマッドマックスの世界観にブルース・リー式、中国武術を融合させたということだ。

もちろん、北斗の拳を無条件に盗作だと指摘することに先立って、当時の時代的な状況も考慮してみなければならない。
34年前なら、著作権の概念が薄く、北斗の拳だけでなく、多くの日本の漫画、アニメがすでに数十年前から米国の映画、小説、コミックスなどからインスピレーションを受け、誕生してきたからだ。

しかし、北斗の拳が法的な拘束力は避けたかもしれないが、盗用と盗作という道徳的である問題から自由ではないことは明らかな事実だ。

後日、北斗の拳の作家原哲夫は「少年ジャンプ」のインタビューで、この部分について立場を述べている。

「北斗の拳がマッドマックスから相当部分を借用してきて作られたのは間違いありません。 世界が滅亡して治外法権になった世の中で拳ひとつだけで、信念にしたがって生きた男の話を書きたかったのです」

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ