日本安倍側近、国会で安倍に向かって「態度反省せよ」と指摘

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日本の韓国に対する経済報復の実務責任者で、7月以降、韓国メディアにもよく姿を現した自民党の世耕弘成(57)前経済産業相は安倍晋三首相の「側近中の側近」である。先月の内閣改造で、経済産業相を退き参院幹事長に「栄転」した彼は、安倍首相には誰よりもしっかりと忠誠を誓う人物として知られている。

そんな彼が去る8日、国会参議院本会議で行なわれた与野党の代表質疑で、安倍首相に国会では丁重な態度を取るよう促すなど、予想しなかった「攻撃性」発言をした。

世耕幹事長はこの日、安倍首相に「国会審議に首相がもっと謙虚で丁寧な対応をしてくれるよう強く要請する」と述べた。続いて「高圧的な答弁態度」、「野党議員の野次に一つ一つ敏感に反応している」などについて批判が出ていると指摘し、その反省を促した。

安倍首相が強く推し進めている憲法改正にも彼は「安倍政権の(歴史的)遺産を作る目的のために改憲を推進するものであってはならない」と述べた。安倍首相は、これに「(私たちの)友情のためだと考え、手厳しい忠告をしっかり受け止める」と答えた。

世耕幹事長の発言をめぐり、自分の弱点である「安倍ファン」のイメージを払拭させようとする意図が反映されたという分析が出ている。比較的強い発言をすることで、参議院が安倍首相によって引きずられているのではないという点を党の内外に示すための計算された行動ということだ。

安倍首相が最側近世耕を最高の要職のいずれかである参院幹事長に座らせたのには、自民党の内部でさえ「安倍首相の過度な掌握に参院の独自性が崩れるだろう」と懸念が出ている。

読売新聞はこの日世耕幹事長の発言について、「政権に言うべきことは言って党内の求心力を高め、野党からも信頼を得た青木幹雄参議院議員会長や吉田博美参議院幹事長の姿を見習おうとするものだという観測が出ている」と伝えた。

世耕幹事長は自民党内の7つの派閥の中で最も大きな派閥である安倍首相が属する細田派に身を置いている。2012年の第2次安倍内閣発足後、官房副長官、経済産業相を経て、現職に至るまで安倍首相の全面的な支援を受けてきた。

日本の政界では、安倍首相が参議院幹事長に任命したのは、自分の最側近を通じて改憲の求心点を握るための意図と見ている。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ