オーストラリアの専門家「韓国空母、東南アジア海域で韓国の地位高めるだろう」

ジョン・ブラックスランド オーストラリア国立大学教授の寄稿文
「新南方政策の一環としてオーストラリアと活動可能」

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オーストラリアのように、韓国も航空母艦を運用して国際的影響力を強化しなければならないという助言が提示された。

オーストラリア国立大学のジョン・ブラックスランド教授は22日、韓国海洋戦略研究所に寄稿した「オーストラリア海軍の空母運用経験:大韓民国に与える示唆点」というコラムで「軽空母の途方もない戦略的価値を考慮すると、これを確保しようとする大韓民国の努力は非常に重要であり意味がある」とし「空母は域内安保と安定のための活動に参加し、東南アジア海域など助けが必要な所に支援を提供する中堅国家として、大韓民国の地位を高めることができるだろう」と述べた。

ブラックスランド教授は「オーストラリアのキャンベラ級航空母艦はインド太平洋努力(IPE)を遂行するために構成された機動戦団で核心的な役割をしている」とし「大韓民国海軍が確保する航空母艦もまたオーストラリアとともに新南方政策戦略の一環としてこのような活動を遂行できるだろう」と明らかにした。

彼は「予算の無駄使いや規模が過度だとか危険に弱いといったオーストラリア軍の新規艦艇に対する批判はキャンベラが2016年のフィジー支援作戦(Operation Fiji Assist)で迅速に展開し災難支援を遂行した後に静まった」とし「海軍航空戦力が戦闘遂行だけでなく迅速な人道的支援および災難対応にも有用に使われ、これを通じて周辺国と友好関係を結びこれを増進することができるという事実は時間が経つほど明らかになった」と説明した。

ブラックスランド教授は空母が敵の攻撃に弱いという指摘には「実際に敵対的行為に参加する場合、いかなる場合であれ単独で展開することはない」とし「合同戦力の一要素として作戦を遂行する一方、北支・海(水上及び潜水艦戦力)・空戦力および潜在的連合戦力の潜水艦、空対地防御、攻勢的兵器体系の支援を受けることになる」と反論した。

彼は「明らかなのは、オーストラリアが航空戦力を搭載可能な艦艇を利用し、インド・太平洋内の国々との関係において”ゲームチェンジャー”の役割を果たすことができるということ」とし「大韓民国が新規確保する軽空母に対して最適な運用概念と新南方政策への適用方式を考えるには、オーストラリア海軍の事例を綿密に検討する一方、オーストラリア海軍と協力することも考慮に値する」と助言した。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ