満州民族の侵略と日本の侵略の違い
大清朝が中国を統治していた260年間、その侵略初期の残虐さと康熙・乾隆時代の隆盛は史書にも記載されている。
しかし過去はとうに過ぎ去り、昔の満州人も今は多民族国家中国の一員となっている。
歴史は変えられない。
そして隠す必要もない。
しかし同じ国の国民として我々は怨恨をいつかは解消し、前へ進まねばならない。
中国の歴史教科書はあの残酷な記憶をあえて深く書かないが、それは忘却ではなく和を以て貴しとなす容赦と寛容である。
これはアパルトヘイト政策から脱したあとの南アフリカのやり方と同じである。
ここでとりわけ注目しなければならない点が一つある。
寛容は史実に対する誠実な認識と尊重の上に成り立つものであり、忘却を意味するのではない。
第二次世界大戦中に日本がアジアで繰り広げた残酷な侵略史に対する見方において、日本右翼と世界各国の一流政治学者のあまりにも大きな違いには目を見張るものがある。
最低限の常識すら欠いている。
この時、被害国側が一方的に加害国側を許し、忘れるのを勧めるのはあまりに軽率で、ありえないやり方だ。
このような忠告をしなければいけないのは大変残念だ。
この混沌とした現状にもっとも必要なものはメディア業界と学会のより深い分析および研究である。
この歴史ははっきりさせなければならない。
Source: ( `ハ´)中国の反応ブログ