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大和民族は中華民族の末裔なのかについて語る

日本人はほとんどが大和民族、その他はアイヌ民族、琉球民族、朝鮮民族などの少数民族である。
今回は日本人の大多数を占める大和民族は、中国人の末裔なのかについて語りたい。
現在の学術界では、日本人は縄文人と弥生人の混血民族であるとの見方が強い。

日本の縄文時代、日本列島は大きく分けて、シベリアから来た縄文人と中国雲南地方から来た倭人とに分かれていた。

縄文時代末期、弥生時代が始まり、弥生人が中国大陸と朝鮮方面から日本列島に渡った。
関西一帯には弥生人が多く、関東一帯には縄文人が多くなった。
その後互いの混血が進み、日本人が形成されていった。紀元前400年前ごろのことである。

中国の中原に住む中華民族が大量に日本に移民したのは、秦~漢時代である。日本人では「渡来人」と呼ばれていた。
渡来人が日本に渡ってから、日本は文明時代に入った。渡来人の高度な農耕技術、建築技術、製鉄技術などが日本列島に伝わったからだ。
日本の稲作文化は、弥生時代には存在していたが、普及し始めたのは、渡来人が来てからだ。

中華民族の日本への移民は止まることなく、清時代初頭まで続いた。そして日本国家の形成が始まった。

これが日本人と中国人との関係だ。こう見ると、渡来人のみが真の中華民族の末裔と言える。
弥生人は中国東北部と、倭人は中国雲南地区と密接な関係があるが、これらの人々は紀元前400年頃にすでに日本人となっている。

Source: ( `ハ´)中国の反応ブログ