「急成長」PCB機器市場掌握した日本…韓国業界、国産化が始動

20200722-04.jpg

日本、三菱、日立のシェア95%…テソン、ギガビスなど国内企業への挑戦状

高付加価値印刷回路基板(PCB)の需要が増え、関連業界は快哉を叫んでいる。 ただ、PCB装備は日本企業が掌握している。 輸出規制のリスクが残存するだけに、国産化の必要性が頭をもたげる。 一部の国内メーカーが装備開発に乗り出した状態だ。

22日業界によると、日本の三菱、日立などはPCB装備の市場シェア95%を占めている。 事実上の独占体制だ。 主要原材料も日本メーカーから調達するケースが多いという。

PCBは半導体チップ、薄膜トランジスター(TFR)などの回路を再現した基板だ。 電化製品内部によく見られる緑色の回路板で、部品間の連結及び支えの役割をする。 種類にはF(FLEXIBLE)PCB、BGA(Ball Grid Array)、IC(Integrated circuit)サブストレート、MLB(Multi Layer Board)などがある。

HDI(High Density Interconnection)など、相対的に技術障壁が低い製品は中国メーカーが多い。 低価物量攻勢が通じたわけだ。 その代わり、韓国企業は人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、第5世代(5G)移動通信、自律走行車関連PCBで収益性を確保する雰囲気だ。

大手企業の系列会社であるサムスン電気やLGイノテックを始め、大徳電子、コリアサーキット、ビーエイチ、インタープレックスなどが、国内PCB市場をリードしている。 問題は、これらのメーカーの素材や装備分野の日本依存度が高いことだ。

電子部品業界の関係者は「PCB素材は斗山などに代替しているが、装置は依然として日本製を多く使う。 ドイツ、オランダ企業の製品も使用したが、大きく減った状況」とし「日本輸出規制当時、関連装備は争点化されなかったが、依然としてリスクが残っている」と説明した。

肯定的なニュースもある。 テソン、ギガビスなど韓国企業が一部のPCB装備市場で頭角を現し始めた。 テソンはPCBの前処理工程に活用される装備を生産している。 洗浄機(基板研磨機)、湿式装備(洗浄装備)などが主力であり、国内外のPCB企業は顧客企業となっている。 東粉ろ過器、セラミックブラシなども供給している。

ギガビスはPCB2次元自動光学検査機(AOI)を量産している。 高付加価値PCBを検査する超高解像度検査機分野では世界最高水準と評価される。 回路修理、データ転送システムなども納入している。 ディスプレイ機器メーカーのアバコはドイツのシュミッドグループと合弁法人を設立、PCB装備に進出した。 両社はPCB乾式装備は共同開発した。 海外顧客企業の納品に成功し、今後国内企業との取引可能性が高い。

別の業界関係者は「輸出規制以降、国産化への関心が高まり、日本依存度を下げようとする動きが続いている。 まだ技術力で日本のメーカーに及ばない分野が多いが、徐々に韓国製の比重が高まるだろう」と分析した。

ttps://ux.nu/7CXNz

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ