「国を壊さないで」日本150万人安倍内閣批判した理由は

日本で検察官の定年を65歳に延長する法改正案をめぐって激しい抗議が相次いでいる。 次期検事総長を安倍晋三日本首相に友好的な人物に座らせるための便法・策略という理由からだ。

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10日付けの朝日新聞によると、同日、SNS上では、日本の検察官の定年延長について抗議する書き込みが相次いでいる。 ツイッターには有名作家や漫画家、俳優、音楽家などが主導して「ハッシュタグ法改正案に抗議します」という運動を繰り広げ、抗議の書き込みは前日(9日)10万件から同日午前8時基準で150万件を超えた。

検察幹部の定年を延長する「検察庁法改正案」の委員会審議は今月8日、与党が強行して始まった。 安倍首相に友好的な黒川弘務東京高検検事長を次期検事総長に座らせるため、退職間近の彼の定年を延長するための便法を取り入れたのだ。

1957年2月8日生まれの黒川検事長は、検事の定年を満63歳と定めた検察庁法により、2月7日に退職しなければならなかった。 しかし、安倍内閣は1月31日の閣議で、彼の服務期間を異例に6ヵ月延長した。

当時、森まさこ日本法相は公務員の退職によって公務に著しい支障が生じた場合、勤務期間を延長できるようにする国家公務員法を適用したとし、これを正当化した。 しかし野党は、任意的な法解釈で司法制度の根幹を揺るがし、検察を私物化したと批判し、先月、森法相に対して不信任決議案を発議した。 これは与党の反対で否決された。

検察庁法改正案は、国民からも支持を得ていない。 先月14-16日、共同通信が全国の有権者1032人を対象に電話世論調査を行った結果、黒川検事長の定年延長について60.5%が「納得できない」と答えた。 にもかかわらず与党は、11日に委員会表決を強行する方針だ。

これに対し、日本の有名俳優、井浦新は自分のツイッターに「もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないで下さい。この国を壊さないで下さい。」と訴えた。 この書き込みには1万人以上が「いいね」を押した。

ハッシュタグ運動には日本の演技派俳優の浅野忠信、秋元才加、漫画家の海野力が賛成し、歌手兼俳優の小泉今日子も直接投稿した。 彼らの書き込みには「勇気あるツイートに感謝します」「とても頼もしい」など称賛が続いた。

一般人も「(法改正は)三権のバランスを崩すこと」「国を’国民’ではなく’自ら’便利な形にすることは止めるべきだ」と声を高めた。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ