日本自民党長老「誰も反対できない安倍政治、戦争終盤に似ている」

宏池会元会長古賀誠東京新聞のインタビュー
「安倍のすべてに賛成、何も言わない政治の貧困」
政治機能できず、人々死んだ戦争末期と似ている
「権力は隠すこと、振り回してはいけない」厳重警告
「いつか来た悪い道戻ってきたような懸念」

自民党内の穏健派を率いた政治元老が日本メディアのインタビューで「安倍晋三一強体制」と呼ばれる、現在の日本の政治について「戦争末期と似た政治的貧困」と直撃弾を飛ばした。

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2006年~2012年、自民党内の派閥宏池会(現在岸田派)の会長を務めた古賀誠元自民党幹事長の12日の東京新聞のインタビューだ。

彼は「ある人(安倍首相)が言うとすべて賛成して、何も批判しない」とし「(国民的)議論というのが消えた戦争末期のような政治の貧困」とした。

また「権力は隠さなければならず、振り回してはいけない」、「いつか来た道を戻って再び歩くような恐怖を常に持っている」とも述べた。戦争末期にはすでに経験した不通の道を歩くようで心配されるという趣旨だ。

衆院10選キャリアの彼は2012年政界を引退した。

太平洋戦争時、彼の父親はフィリピンの戦場で死亡した。彼は2002年から10年間、日本遺族会会長も務めた。

「政治の貧困」は、彼がいつも強調する話題だ。

古賀元幹事長はインタビューで、「過去の戦争(太平洋戦争)を検証する時も「政治の貧困」を常に心掛ける必要がある」とした。

また「4年間の戦争の時、300万人が犠牲になったが、ほとんどは最後の1年で死んだ」とし「(政治が可動していて)そのときに停止していた場合は原爆も、東京大空襲も、沖縄の戦争もなかった」とした。

続いて「政治に携わる人であれば、(改憲論議をするなら)そのようなことから学び、改憲論議をしなければならない」とした。

古賀元幹事長が率いた宏池会は1957年池田勇人元首相が創設した派閥だ。計4人の首相を輩出した由緒ある派閥で、今では岸田文雄自民党政調会長が派閥会長だ。

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古賀元幹事長はインタビューで「安倍政権は「国家の力を強くしよう」という理念を掲げた派閥清和会、我々は「経済重視の軽武装路線」を歩んできた宏池会、これまでは(国家的課題について)国民に議論を要請し、政治をしてきた」とし「過去参議院選挙時の投票率の低下をみると、現政権の危うさが感じられる。信頼を失い続けている」とした。

古賀元幹事長は、安倍首相が推進する自衛隊の憲法明記について「今、自衛隊を違憲と言う人がいるのか。わざわざ憲法に入れる必要があるのか」と否定的な立場を示した。

また「日本は74年間、戦争に巻き込まれなかったのは(戦争放棄を宣言した日本国憲法9条)、世界の多くの国に迷惑をかけたという謙虚な気持ちも含まれている」と述べた。彼は、日本の憲法9条を「世界遺産」と評価し、「戦争に向けて小さな穴でもあけられることは賛成できない」とした。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ