『天から大きな簪降った、地から小さな俵がはえた』『おくりぼっこ』他 山にまつわる怖い話

歴史
763: ヌキス ◆IEWOxphiII 2005/07/09(土) 22:36:56 ID:Tbh1nh9d0
天から大きな簪降った、地から小さな俵がはえた
このスレの最初のほうであった鳥居に関するちょっとした俺の体験談。
俺の実家は奈良の田舎にあって、幼少の頃は遊びと言えば山を駆け回っていた。
友達と探検したり、秘密基地を作ったりで本当の田舎の子って感じだった。

あれは小学校6年生の最後の春休み、俺は私立の中学行くので地元の皆とは会える機会が減るってことで、最後の探検と称して普段よりも山の奥深くまで冒険しに行くことになった。朝からリュックサック背負い、母ちゃんに作ってもらった弁当と長年使った剣みたいな木の棒持って。4人で隊列組んで。

普段よく行く見慣れた場所を過ぎて、更に奥深くまで進んで行くと、竹薮から植林が多い森から雑木林へと変わり、2時間も歩くとあたりはかなり薄暗くなってきた。
俺達ガキは怖いもの知らずだったので、もっともっと行けるまで進んで行こうとしてた。

3時間ほど歩いて、一番先頭を歩いていた奴が急に止まった。「もう疲れたんかい」と俺が訊くと、「ちゃうねん、何か聞こえへん?歌みたいなん」と言う。俺達は耳をしまして、じっくりと聞いてみると、時たま聞こえる鳥の囀りの中に奇妙な歌声が見つけた。

「ほんまや、何か聞こえるな!声のする方行ってみようや!」ってことになって、俺達は
その声のする方向へと歩いて行った。

引用元: ∧∧∧山にまつわる怖い話Part20∧∧∧


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Source: 不思議.NET

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