実話怪談とはなにか「世代による認識のズレ」【山口敏太郎】

歴史

実話怪談と創作怪談の違い

実話怪談というものは、基本体験者がいて、その体験を聞き取り文章にまとめることから作業が始まる。そういった意味では、創作怪談とは大きく違うものだ。

筆者も30年近くにわたり様々な人物から怪談を聞き取りし、収集している。その収集の様子はYoutubeで「山口敏太郎の怪異証言」「山口敏太郎のATLASラジオ」などで公開している。

最近、実話怪談とはなにか思う所がある。
ぼくは基本的に木原浩勝・中山市朗両氏が行った「新耳袋」の作業は正しかったと思っている。

後発で出てきた「超怖い話」や平山夢明氏の一連の作品に関しては、実話怪談とは思っていない。かと言って作品として評価していないわけではない。素晴らしいホラー作品だという評価には変わりない。

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Source: 不思議.NET

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