入院中、1週間くらい意識ない時の事です
真夜中に点滴交換にきた看護婦が、病室のカーテンが揺らいでベッドに自分がいないのをおかしいと思い
ベランダを見たらあと一歩で飛び降りるところだったらしい
自分で点滴を外してあちこち体をぶつけながらベランダに出たので体中血だらけで
その後はベッドに戻され手枷足枷させられて縛られていたせいか、白目むいて飛び起きようと暴れ叫び続けていたという
見舞いに来た姉はエクソシストみたいで怖くて病室に入れなかったと
母は変わり果てた息子を見て、泣きながら医者に「この子このままこんな風に・・・」と心配したらしい
意識が戻ってからも体は縛られたままの真夜中のある日
ふと目が覚めると窓側に人影があった
冷蔵庫のない病院だったので、親が窓際のテーブルに飲み物を置いていてくれたんだけれど
そのペットボトルを両脇に抱えて女の子らしき子が窓から出ようとしてた
とっさに「何?どうしたの?」と話しかけても出ようとした姿のまま止まってる
カーテンで顔だけ隠れてたんだけれど、髪の襟足の部分だけみえた
今には珍しいおかっぱ頭だった ちびまるこちゃんみたいな
その時は怖いとか以前になんでいるのか不思議で
きっと喉が渇いてるんだろうと思ったので「持っていてもいいよ」と言った
それでも女の子はとまったまま
そこへ夜中の点滴交換でちょうど看護婦がやってきた
あそこに女の子がいるんだけどって言うと看護婦は「いないわよぉ~」と笑いながら言う
ええ?と思って窓際を見るといなくなってた
そこで初めて恐怖を感じて、縛られた体のまま暴れてしまった
普段はいたって精神的にも普通なのに、こんな自分になった事がとても恐怖だった
そんな猛暑な夏の入院生活の出来事
後に霊感に詳しい人にいうと、顔が見えなくて良かったとの事。
心のそこから喉が渇いてるように思えて仕方なかった
ちなみに意識がない時に夢の中で、あっちにいけばめちゃくちゃ楽になれるていうのを見てた
それが飛び降りようとしてた時と重なるならやっぱり死ぬときは花畑みたいのがあるんだろうと実感した
でも自分の時は花じゃなくて、真っ暗な湖みたいだったんだけど・・・・・・・・まさか・・・・・・・・TT
日ごろの行いで変わると信じて生きてます。
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Source: 不思議.NET
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