【脳科学】幼い頃の記憶を失ってしまう「幼児期健忘」の理由が解明される

歴史

1: しじみ ★ 2018/03/13(火) 05:23:42.13 ID:CAP_USER
幼い頃の記憶は覚えていたとしても、3歳半ごろまでの記憶とのことで、これ以前の記憶を覚えている人はほとんどいないそうです。
この現象は「幼児期健忘」と呼ばれており、ここ数年の研究で脳内で何が起こっているのか正確に解明されはじめたとのことです。

Why You Can’t Remember Being a Kid
http://nautil.us/issue/58/self/this-is-where-your-childhood-memories-went-rp
no title

トロント小児病院の神経科学者ポール・フランクランド氏は「幼児期健忘は、
私たちの脳が大人になるために小児期の記憶の多くを破棄しなければならないということを示唆しています」と語っています。

(中略)

実験結果によると、3歳以下の幼児の記憶は年齢によりバラつきはあるものの、一定期間続くことが示されています。
生後6カ月で記憶は1日、生後9カ月で約1カ月間、2歳で約1年間であることがわかりました。
また、1991年に行われた研究では4歳半の子どもが
18カ月前にディズニー・ワールドへ旅行に行った詳細な記憶を思い出せたことが判明しています。

しかし、6歳ごろから子どもたちは記憶を失い始めることがわかりました。
2005年にバウアー氏が行った実験によると5歳半の子どもは3歳での体験の80%以上を覚えていましたが、
7歳半の子どもは40%未満の記憶しかありませんでした。

この研究により、幼児は人生の最初のうちに作り出した思い出にアクセスすることができますが
、これらの記憶の多くは成人になって経験する「忘れ」をはるかに上回る勢いで消えてしまうことが明らかとなりました。
そして、「幼児期健忘」の「7歳まで安定した記憶を形成できない」という考え方に矛盾があることを示しました。

(以下略)

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180312-where-your-childhood-memories-went/

引用元: 【脳科学】幼い頃の記憶を失ってしまう「幼児期健忘」の理由が解明される[03/12]

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Source: 不思議.NET

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