美しきミイラ『トーロンマン』他 湿地で眠り続けた7体のミイラたち

歴史
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湿地遺体という言葉を聞いたことはあるでしょうか。湿地に放置された遺体が環境によってミイラ化したもので、処刑された犯罪者や生贄になった犠牲者が多いようです。今回は、湿地で発見された謎多き7体の遺体を紹介します。

1. ヴィンデビーのミイラ(ドイツ)

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1952年、ドイツ・ヴィンデビーの湿地で、農民が作業中に遺体を見つけました。当初、遺体は14歳の少女であると考えられ、ヴィンデビーの少女と呼ばれていいたそうです。その後、付近の湿地で、別の中年男性の遺体が発見されます。

歴史家によると、処刑した遺体を沼に放置する習慣がゲルマン民族にあったため、見つかった2人の遺体は、不倫で罰せられたカップルだと考えられました。しかし、遺体には罰せられてたような跡がなく、栄養失調の状態だったため、この説は疑われるようになります。

また、2007年に行われたDNA鑑定から、14歳の少女と考えられていた遺体が男性である可能性があることや、2人の年齢に300歳差があることが明らかになりました。現在はドイツの博物館に所蔵されています。

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Source: 不思議.NET

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