【昭和の怪奇事件】奇跡!死んだはずのおじいちゃんが蘇った原因とは

歴史

その死は突然やってきた

今回の「昭和の怪奇事件」は、1970年代に山梨県の地方紙に紹介された「珍事件」をご紹介したい。

死んだ老人

これは1972年(昭和47年)11月9日の山梨日日新聞に掲載された記事である。

「難しい『死の判定』臨終から一転『再入院』」
とある。
タイトルだけでは何の事か全くわからないと思うので概要を説明していこう。

山梨県の中央部の町に住む72歳の老人Aさんは11月7日の昼下がり、日課となる散歩を楽しんでいた。いつもと変わらない朗らかな一日……のはずだったが、この時、Aさんの後ろを一台の軽トラックが追い越そうとした。

車の荷台には大量の鉄パイプが積まれており、ドライバーのくくり方が悪かったのか荷台に積まれた鉄パイプのひとつがAさんの頭を直撃。「ガーン!」という鈍い音と共にAさんは道に倒れてしまった。Aさんは意識不明の重体で、すぐに近くの町医者に運び込まれた

病院に搬送されたAさんを待っていた事実はあまりに残酷な運命だった。
頭蓋骨は大きく陥没しており、脳にも大きなダメージを受けてしまっていた。
Aさんの住む町の医者ではとても手に負えないことから、Aさんは数時間後には市内の大きな病院へ収容された。

ところが大病院へ移ってもなお、Aさんの容態は安定せず、病院側は酸素吸入、輸血などを施した。しかしその努力むなしく、その日の午後9時頃、Aさんの心臓はついに停止。脈もなく瞳孔が開き、血圧も低下したことから、医師はこの時点で生体反応停止を判断し、集まっていた家族へ臨終が伝えられた。

家族は涙ながらにAさん遺体を引き取り、自宅で葬式を行うためAさんに左前の着物を着させ通夜の準備をした。ところが……。

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Source: 不思議.NET

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