【昭和の怪奇事件】国鉄に現れた「ロハ少年」2年に渡る旅の結末

歴史

少年の珍事件

ロハ少年

今週の「昭和の怪奇事件」は昭和時代の初期に発生した、とある「珍事件」についてご紹介したい。

昭和8年(1933年)9月7日の朝日新聞(東京版)に「二年間を車中に ロハ乗り少年」という記事が掲載されている(ロハとは「タダ」「無料」を意味する符帳で「只」を分解すると「ロハ」になることからそう呼ばれる。芸能の世界で使われることが多い)。

記事によると、この年の9月5日、神奈川県は藤沢市の国鉄藤沢駅(現在のJR藤沢駅)で浮浪者らしき少年が保護された。この少年はカーキ色のズボンにズックを履いており、お金など持ち物は一切、持っていなかったことから「家出少年」として藤沢署が保護したのだ。
ところが、藤沢署がこの少年の近辺を調べたところ、ただの家出少年ではないとんでもない秘密が判明してきた。

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Source: 不思議.NET

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