チャウさんは地元漁民に金銭を払って船に同乗。
外界との接触を完全に断った先住民たちが暮らす北センチネル島へ近づき、さらに1人でカヌーを使って進んだ。
だが当局筋がAFPに語ったところによると、チャウさんが島に上陸した途端、その身に矢が降り注いだ。
インド洋に浮かぶ同諸島に住む複数の先住民族に接触することは、独自の生活様式の保護、および疫病対策の観点から禁止されている。
(中略)
「チャウさんは矢で襲われた後も歩き続けた。また漁師たちは先住民らがチャウさんの首に縄を巻き付け、体を引きずっていくのを目撃した」という。
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「文明未接触の島」といわれるインド東部アンダマン・ニコバル諸島の北センチネル島で、島に上陸して住民に接触しようとした米国籍の男性(27)が殺害された。現地紙などが21日、伝えた。
(中略)
男性は過去5回、アンダマン・ニコバル諸島を訪れており、キリスト教を布教するために北センチネル島に住むセンチネル族に会いたいと望んでいた。
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※全文はソース元で
北センチネル島
北センチネル島はインド領アンダマン諸島中の島。インド洋東部・ベンガル湾内にあり、アンダマン諸島の南西部、約30kmに位置する。
島には先住民でありセンチネル語を話すセンチネル族が50ないし400名程度居住していると考えられている。
彼らは現代文明を有さず、他民族との接触を拒否しており、アンダマン・ニコバル諸島自治政府も干渉する意向を持っていない。
2004年のスマトラ島沖地震に際しては、救援物資輸送のヘリコプターに対し、矢を放っている。
2006年、カニの密漁をしていたインド人2人が、寝ている間にボートが流され北センチネル島に漂着した。二人は矢で射られ殺された。インド政府が2人の遺体を回収しようとヘリコプターで向かうが、矢の雨が待ち構えていた。遺体の回収はなされなかった。
wiki-北センチネル島-より引用
関連:【海外:北センチネル島】世界一到達するのが困難な島 | 日刊テラフォー
関連:北センチネル島の生活
引用元: ・【悲報】北センチネル島に上陸したアメリカ人が原住民に殺害されてしまう
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Source: 不思議.NET
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