カニのオス、寄生虫にメスの身体に改造され産卵マシーンと化してしまう

歴史
1: 風吹けば名無し 2018/11/07(水) 10:01:18.83 ID:UYsbGnrR0
宿主のオスをメス化させ産卵マシーンに

フクロムシはメスのカニに限らずオスのカニにも構わず寄生します。
オスのカニは卵を産まないので、卵を守る習性も本来はないのですが、
フクロムシに寄生されたオスのカニは、不思議なことに徐々にメス化していくのです。
フクロムシに寄生されたオスは、脱皮を繰り返すごとにメスのようにハサミが小さくなり、腹部が大きく広がっていきます。
見た目も振る舞いもメスのようになっていきます。
そして、オスのカニもメスと同様、自分の卵のように大事に育てようとします。

引用元: カニのオス、寄生虫にメスの身体に改造された挙句母性が芽生え寄生虫の産卵マシーンと化してしまう

3: 風吹けば名無し 2018/11/07(水) 10:01:53.48 ID:UYsbGnrR0
そして、メスのカニが自分の子どもを孵化させ海中に拡散させるように、このオスのカニもフクロムシの卵塊の世話をし、
フクロムシの卵が孵化するとそれらの個体を海中にまき散らすような行動をします。
このように、フクロムシに寄生されたカニは体内の栄養分を取られ、
ホルモンバランスを崩され、神経系を乗っ取られ、ついにはカニ自身の生殖機能を失ってしまいます。

5: 風吹けば名無し 2018/11/07(水) 10:02:11.15 ID:UYsbGnrR0
つまり、フクロムシに寄生されたカニは自らの子孫を残すことはできず、ただフクロムシに栄養を与え、卵を守り、
孵化したフクロムシの子どもたちを拡散させるためだけに生きていく、まるで奴隷のような一生を送ることになります。
こんなにも栄養を奪われ、奴隷のような生活を強いられるカニの寿命は短くなりそうな気がします。
ところが、繁殖能力を奪われているため、繁殖に使うエネルギーが抑えられるので逆に長生きし、
さらに長期間にわたってフクロムシの子どもを育てていくことになるのです。

http://www.gentosha.jp/articles/-/8958

フクロムシ

フクロムシは、他の甲殻類に寄生する甲殻類である、根頭上目に属する動物。生活史が複雑なことで知られる。

フクロムシ類の成体は、すべての体節構造と付属肢が退化しており、とても節足動物とは思えない外見を持つ。

雌雄で著しく形態が異なる。宿主の体外に出ている部分は雌のエキステルナと呼ばれる部位で、軟らかいクチクラ層に覆われている。その中はほとんどすべてが生殖器であり、卵巣と卵が詰まっている。宿主体内にはインテルナと呼ばれる根のような器官が成長し、とくに中腸腺に付着して栄養を奪う。

雄は著しく小さく、精巣以外の器官のすべてが退化した矮雄である。雌のエキステルナ内にあるレセプタクルという窪みの中にいる。あまりにも極端に退化しているため、かつてはフクロムシ類は卵巣と精巣を併せ持つ雌雄同体であるとみなされていた。

※【閲覧注意】リンク先には、ちょっと気持ち悪いカニの画像あり。

フクロムシ

9: 風吹けば名無し 2018/11/07(水) 10:03:56.96 ID:GLW1ELZDa
怖い

15: 風吹けば名無し 2018/11/07(水) 10:05:13.64 ID:LEVXsiYIa
生命の神秘を逆利用するんか賢い生物が生き残るんやね

23: 風吹けば名無し 2018/11/07(水) 10:06:11.49 ID:LEVXsiYIa
野生も人も知能が全てやな賢い

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Source: 不思議.NET

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