大学時代、東横線の白楽駅の近くにあった紅座という映画館がお気に入りだった。
聖闘士星矢とフーテンの寅さん、ハリウッド映画といった意味不明の三本立てが良く上映され、働きながら大学に通っていた貧乏学生の筆者としては、大変ありがたい空間だった。
数々の映画をそこで鑑賞したのだが、最も印象に残っているのは丹波哲郎の大霊界シリーズだった。当時丹波哲郎は俳優だけでなく霊界の宣伝マンとして死後の世界の啓蒙活動をしていた。筆者がデビューした後も健在ではあったが、とうとう共演する事は無かった。そのことは筆者にとっても心残りである。
ファミリー劇場でレギュラ―出演している緊急検証シリーズで「幽霊」をテーマとして取り上げる時にダメ元で丹波哲郎に「霊界からの出演」をお願いしようということになった。
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Source: 不思議.NET
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