【明治・大正の怪奇事件】半人半獣の妖怪「くだん」は実在したのか!?

歴史
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2018年6月、とあるTwitterユーザーの投稿漫画が世のオカルトファンから注目を浴びた。

4コマ形式で描かれたユーザーの漫画には、夜道で黒い不気味な怪物と出会った顛末が描かれており、イラストによると全体的に黒っぽい姿で、子供の顔のようなものが付いた四足歩行の生物で、インターネット上では、災いを予言する半人半獣の怪物「件(くだん)」ではないか、と騒がれた。

件は、飢饉や戦争、震災など日本に災いが訪れる時に誕生するとされる妖怪の一種で、その姿は江戸時代の瓦版にも描かれている。

事実、この件が目撃されてから関西地方では震度6の地震が発生したほか、西日本で豪雨、全国的に異常気象が続くなど自然災害が相次ぎ、8月となった今も「あれは、やはり件だったのではないか」と噂になっている。

日本独自の妖怪伝承の多くは江戸時代末期で目撃談が途切れているのものがほとんどだが、件は昭和時代まで目撃例が数点確認されている珍しいタイプの妖怪だ。
今回は明治~大正にかけて新聞に掲載された妖怪「件」について掘り返していきたい。

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Source: 不思議.NET

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