田辺加奈子さん(仮名・30歳・派遣社員)は、Sさん(33歳・メーカー勤務)とお付き合いを始めて5年になります。
「Sとは共通の友達が企画した飲み会で知り合いました。何度も結婚の話はでているのですが、なんだかタイミングが掴めず、気がついたらマンネリ気味になってしまって」
(中略)
そして何か良い方法はないかと考えた加奈子さん。
「Sの誕生日がクリスマスイブなので、その前にわざと喧嘩をふっかけ、イブに私がサプライズでSの部屋に“結婚しよ”とデコレーションされたケーキを持っていって逆プロポーズするってどうだろう?とパッと頭に浮かんで」
◆思っていた以上にヒドい喧嘩に
最近、なんの刺激もない2人の関係にドラマチックな演出をしたい、そしてSさんの誕生日&イブの日がプロポーズ記念日になるなんて最高だと考えたそう。
「そしてついにイブの一週間前になり、Sに『いつも同じようなデートの繰り返しで飽きちゃった。まわりの皆んなは彼氏が情報収集して、あちこちに連れてもらっているのに』とチクチク言ってみたら…思っていた以上にヒドい喧嘩になってしまって」
ですが、ここで大喧嘩しておいた方がイブの夜の仲直り&逆プロポーズが盛り上がると思い、一週間何の連絡もしなかった加奈子さん。
「Sからも何の連絡もなかったのが気になりましたが…まぁいつもの事だし大丈夫だろうと思い、イブの夜に予約しておいたケーキを持ってSの部屋に向かったんです」
◆知らない女性と抱き合う彼氏
Sさん宅の玄関をそっと合鍵で開けると、見た事のない女性の靴がありました。
「嘘でしょ?と信じられない気持ちで、リビングの扉を開けてみると、チキンやらケーキやらがテーブルにいっぱい並んでいて…ソファーでパーティー帽を被ったSと知らない女が抱き合っていたんですよ」
「ちょっと誰この女!?どういう事」と怒鳴る加奈子さん。
「するとSがその女を抱きしめながら、冷静な声で『そっちこそ今さら何?そっちがもう僕には飽きたってイチャモンつけてきたくせに』と言われて、血の気が引きました」
(中略)
◆彼のインスタに結婚報告がアップされた
家に帰ってケーキの箱を開けてみると、ボロボロに崩れた生クリームの海で、砂糖菓子のサンタがおぼれて泣いているように見えました。
「そのケーキを食べながらまた泣いて、やっぱりSの事をあきらめきれないと思い『本当は今日、仲直り&逆プロポーズするつもりでした。怒らせてごめんなさい。また以前のような仲に戻れませんか?』とLINEしましたが…何日経っても既読にもなりませんでしたね」
その4ヶ月後、Sさんのインスタに「私達、結婚しました」と例の女性との笑顔の写真がアップされていたそう。
※全文、詳細はソース元で
https://joshi-spa.jp/1049098
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Source: 不思議.NET
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