1: 名無しさん@おーぷん 2018/06/10(日)22:32:12 ID:O6v
気長に見ていってや
引用元: ・日本の文豪の美文・名文を載せるで
2: 名無しさん@おーぷん 2018/06/10(日)22:32:28 ID:RE8
見てくで
3: 名無しさん@おーぷん 2018/06/10(日)22:32:33 ID:ByP
おっ頼んだやで
5: 名無しさん@おーぷん 2018/06/10(日)22:33:21 ID:O6v
彼女がその屋台を出て、電車の停留場へ行く途中、しなびかかった悪い花を三人のひとに手渡したことをちくちく後悔しだした。
突然、道ばたにしゃがみ込んだ。胸に十字を切って、わけの判らぬ言葉でもって
烈しいお祈りをはじめたのである。
おしまいに日本語を二言囁いた。
「咲クヨウニ。咲クヨウニ」
突然、道ばたにしゃがみ込んだ。胸に十字を切って、わけの判らぬ言葉でもって
烈しいお祈りをはじめたのである。
おしまいに日本語を二言囁いた。
「咲クヨウニ。咲クヨウニ」
――太宰治「葉」
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Source: 不思議.NET
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