1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/11/25(日) 13:05:18.93 ID:t6A7Oy+m0
なんだか迷惑メールの件名みたいなスレタイだけど、よければ聞いてほしい。
昨日の夜のことなんだけど、俺の住んでる街にものすごいスコールが降ったんだ。
俺は買い物帰りで駅からチャリで自宅に戻る途中だったんだけど、
降るとは思ってなかったので雨具もなにもなく、とにかくダッシュで家まで向かった。
昨日の夜のことなんだけど、俺の住んでる街にものすごいスコールが降ったんだ。
俺は買い物帰りで駅からチャリで自宅に戻る途中だったんだけど、
降るとは思ってなかったので雨具もなにもなく、とにかくダッシュで家まで向かった。
一人暮らしで常に金欠だからコンビニで傘を買うなんて選択肢はまずなくて、
とにかくチャリを走らせた。
大粒の雨は容赦なく体に打ち付けられるし、かなり近くで雷もなっててマジ怖い。
あの時のペダル漕ぐ速さは、ウルトラダッシュモーター並だったと思う。
雨は一向に止む気配もないし激しさは増すばかりだったんでかなり辟易してたんだけど、
信号待ちをしていた時に向かいの歩道を見ると、蛍光シールを貼った棒みたいなのが見える。
視力がいいのが唯一の自慢だったので夜の雨の中よく目を凝らして見ると、
もちろん相手のオーラが見えたわけではなく、視覚障害の人が持ってるあの紅白の杖だった。
どうやら杖の主も突然の雨で焦っているらしいが、道路にはあの黄色い誘導用の線もないし、
その足取りはかなり危なげだった。
この雨だし帰り道を急ごうかと一瞬躊躇したが、チャリを路肩に置いて杖の主の方へ走ったんだ。
近くまで行くと、それは一人の美女・・・
・・・ではなく、中日ドラゴンズのキャップを被った、どこにでもいそうなおじさんだった。
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Source: 不思議.NET
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