ノストラダムスの大予言
作家の五島勉氏が死去した。享年90歳、大往生といってもいい年齢かもしれない。
かつて五島氏は、昭和のベストセラー本「ノストラダムスの大予言」を250万部も売りさばき、時代の寵児としてその名前を広げた。
昭和の頃、小学生だった筆者はこの予言を大いに恐れた。
昭和のあるあるネタとして、当時両親、弟2人と家族会議になったことがある。
真剣に予言を信じていた父親と母親は、「その時になったら一緒に死にましょう」と真面目な顔でつぶやいたが、これに対し筆者は強烈に拒否の意思を伝えた。「いやだよ。可能性がある限り、生き残ることを選択したい」と答え、母親に「なんて子だろうね」と呆れられたが、小学生だった筆者にはどうしてもあの本が事実だとは思えなかったのだ。
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Source: 不思議.NET
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