死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『私の・・・赤ちゃん・・・』

歴史
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745: 本当にあった怖い名無し 2006/04/21(金) 00:33:32 ID:6rbSxWHP0
【地蔵】

Y君は関西の某大手製薬企業に勤めている。しかし仕事柄、中々女性と出会えず、
彼女がいないのが悩みであった。そんな彼に、友人が彼の悩みを聞いて、やはり
同じような悩みを持つ看護婦さん達との合コンの段取りを付けてくれることになった。
もちろんY君に異論があるはずがない。休日を選び、待ちあわせ場所はとりあえず
某海浜公園に決められた。参加者は男性がY君を入れて3人、看護婦さんも3人、
そして仲介役の友人を入れて7人のはずであった。Y君は当時を振り返って言った。

「なんか、最初からハプニング続きで、変な予感みたいなものがあったんですけどね・・・」

女性側はともかく、男性側はそれぞれ面識がなかった。友人が数合わせに知り合い
からY君のような男性を適当に選ぶという話だったのである。Y君はそのうちの一人とは
すぐに落ち合う事ができた。彼も年齢はY君と同じくらいで、おとなしそうな青年だった。
やがて、看護婦さんら女性側3人も時間通りにやってきて、なんとなくその場の雰囲気
がほぐれてきた。しかし、男性側の最後の一人と仲介役の友人がいつまで待っても
来ない。焦れてきたY君は友人の家に携帯で連絡を入れてみた。

「急病って事らしいんです。いや、腹痛かなんかで、病気自体はなんてことないん
だけれど、とにかく今日は来れない、と。」

いきなり水をさされる形となってしまった合コンだが、まあ、主役はY君らなので、自分
たちがいれば問題はないはずだった。しかし男側の最後の一人もなかなか来ない。
その顔を知ってるのは友人だけであったため、皆で相談してあと10分くらい待って
来なかったら、人数はそろわないが合コンをはじめてしまおうという事にした。すると、

「すぐ側のベンチに、いつの間にか若い男がいたんです。うつむいて座っていて・・・」

ひょっとしたら・・・と思い、Y君は声をかけてみた。もちろん、友人の名前を持ち出して。
共通項といったらそれくらいしかなかったのである。と、男はスッと立ち上がり、言った。
「じゃあ、行きましょうか・・・」と。
「なんか今思い返すとえらく不自然だったんですけど、その時は皆焦れてたし、ああ、
こいつが3人目なんだなって、妙に簡単に納得しちゃったんですよ・・・」

引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1144818776/


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Source: 不思議.NET

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