死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?『同級生』『回る私』

歴史
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783: 本当にあった怖い名無し 2005/11/26(土) 22:20:05 ID:4592MrXs0
同級生

3年前、ひとりで青森へ出張に行ったときのことだ。
出張先は青森市郊外のさびれた一角にある小さな家電販売店で、
夜、打合せが終わったあと、店のオヤジと、近所のうらぶれた
居酒屋で飲んで別れた。

かなり寒い夜で、俺は震えながら市内のビジネスホテルにむかって、
さびれた街路を歩いていた。
上を自動車道路が走っているうす暗い高架下を歩いていたとき、
むこうから俺と同じような、くすんだコートを着た瘠せた男が、
酔っているらしく、よろけるように歩いてくるのが見えた。

男は、うす暗いなか、俺の顔をじっと見ているようだ。
俺もその顔に見おぼえがある気がして、
「N、か?」と、名を呼んでみた。
Nは中学時代クラスにいた、ワルの使いっ走りのような奴だった。
万引きで警察に補導されたり、教室での窃盗がバレて
担任に張り飛ばされたりしていた。
彼はうなずき、
「○○?」と俺の名を言った。

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Source: 不思議.NET

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