1: ◆YAe/qNQv0cvW 2014/08/14(木)21:38:05 ID:1O7mcjVGu
しんのすけ「ひまわり!早く起きなさい!」
ひまわり「ええ……まだ眠いよ……」
――ひまわりは眠い目を擦り、ゆっくりと上体を起こした。
「まだ眠いよ……」
「文句言わない。ほら、仕事に遅れるぞ?」
「うぅ……分かったよ……」
不満そうにふてくされ、着替えはじめる。
彼女は去年から会社勤めを始めている。と言っても、朝は弱いし夜更かしも止めない。ちゃんと教育してきたつもりなんだけどな。
がさつで大雑把……ひまわりは、間違いなく母ちゃんの娘だな。
「――お兄ちゃん!行ってきます!」
「こらひまわり!ちゃんと父ちゃん達に挨拶したのか!?」
「えええ!?時間ないよ!」
「時間がないのはお前のせいだろ!ほら!さっさと挨拶する!」
「……分かったよもう!お兄ちゃんは変なとこだけ真面目なんだから!」
ひまわりはスーツ姿のまま、仏壇の前に手を合わせる。
「――お父さん!お母さん!遅刻しそうだけど行ってきます!」
そう叫ぶやいなや、ひまわりは忙しく玄関を飛び出していった。
「……ほんと、騒々しい奴だな……」
窓から走っていくひまわりを見送った後、今度はオラが仏壇の前に座る。
「……父ちゃん、母ちゃん。ひまわりは今日も元気です。――行ってきます」
窓の外から、家の中に暖かい日射しが射し込んでいた。
引用元: ・しんのすけ「ひまわり!早く起きなさい!」ひまわり「ええ……まだ眠いよ……」
2: 名無しさん@おーぷん 2014/08/14(木)21:38:36 ID:qlONYsMrb
期待
3: 名無しさん@おーぷん 2014/08/14(木)21:39:40 ID:3HpzmpTHH
なんか始まってるぅぅぅぅぅ
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Source: 不思議.NET
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