【宇宙】また太陽系の外から?急接近する奇妙な彗星を発見 2017年のオウムアムア以来
■12月29日に地球に最接近、天文学者ら沸き返る、ボリゾフ彗星
8月30日の夜明け前、ウクライナのアマチュア天文学者ゲナディー・ボリゾフ氏は、おかしな方向に進む奇妙な彗星を発見した。この天体は「ボリゾフ彗星(C/2019 Q4)」と名付けられた。現在、ボリゾフ彗星は速すぎて太陽の引力にはとらえられないことが、天文学者により暫定的に確認されている。つまり、太陽系を通り過ぎる恒星間天体の可能性が極めて高い。
今後の観測でもこの結果が変わらなければ、ボリゾフ彗星は、2017年に発見された「オウムアムア」以来、他の恒星系から飛来した天体を追跡できたケースとしては2例目になる。
その起源はまだまったくわかっていないが、C/2019 Q4が彗星だということは確認された。これまでの観測結果から、おそらく大きさは数キロで、コマ(太陽熱により放出された、彗星の核を取り巻く塵やガス)が存在することが判明した。
おかげで、ボリゾフ彗星の組成については、オウムアムアよりはるかに多くのデータ収集が可能だ。さらに、ボリゾフ彗星の方が大きくて明るいため、その光を調べて化学的な手がかりを得る機会も多い。また、オウムアムアを発見したのはすでに太陽系から離れていくところだったが、ボリゾフ彗星はまだ近づいている最中だ。12月7日に太陽に最接近し、地球に最接近するのは12月29日。その距離は、2億9000万キロ以下になるとみられている。
(以下略)
※全文、詳細はソース元で
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/091700535/
引用元: ・【宇宙】また太陽系の外から?急接近する奇妙な彗星を発見 2017年のオウムアムア以来
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Source: 不思議.NET
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