431: 警備日誌 2005/09/21(水) 08:03:36 ID:sN4RrHlE0
警備日誌
このたび配属された医大はロビー脇に警備室があり、受付の窓口はそこに面している。
本館を東西に貫く廊下に面してドアがあり、そこから俺達は出入りしていた。
このたび配属された医大はロビー脇に警備室があり、受付の窓口はそこに面している。
本館を東西に貫く廊下に面してドアがあり、そこから俺達は出入りしていた。
受付の窓とドアの間の角が壁になっており、そこが死角となる。
そこに配置された増設を重ね接続が複雑になったインターホンの操作や、並び順がめちゃくちゃなキーボックスの法則をどうにか掴み、受付などのさまざまな業務に慣れてきた頃、ソレは起こった。
日付が変わった頃、俺は単独で受付に座っていた。夜遅くでも研究員の出入りがあるため、常に誰かがここに就いていなくてはならない。
とはいえそんなに頻繁にあるわけではなく、当然ながら退屈であり眠くなってくる。
そして、うつらうつらとしていたが突如漂ってきた異臭によって覚醒した。
ベチャリ
ただならぬ気配に目を見開くと、泥の塊を引きずったような線が廊下に伸びていた。
ベチャリ
鼻腔をくすぐる、ドブと大便の臭いが混じったような異臭。
ベチャリ
引用元: ・死ぬほど洒落にならない怖い話集めてみない?109
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Source: 不思議.NET
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