635: 1/4 2005/08/11(木) 13:31:00 ID:WOFN9jBF0
足にしがみついていたのは
中学生の頃の話なんだが、俺が住んでる町に廃墟があったのよ。
3年生の夏休みに夏期講習の帰りに俺と友達3人と合計4人で肝試しに行った。
中学生の頃の話なんだが、俺が住んでる町に廃墟があったのよ。
3年生の夏休みに夏期講習の帰りに俺と友達3人と合計4人で肝試しに行った。
町外れの方にあるんで周りは畑とか田んぼが多くて
夕方の早い時間帯でまだ明るかったせいもあって遠目にはのどかな感じだったのを覚えてる。
それでも家の門の前に行くと結構雰囲気があった。
ブロック塀は落書きだらけだし庭の様子は草が伸び放題で荒れてて、
家のほうも古い農家見たいな感じで屋根とか所々抜けてた。
玄関から中に入ってみたらまず土間があって、部屋に上がるところに汚いサンダルが落ちてた。
皆で土足のまま上がって一通り回ってみると予想通り中も荒れてた。
壁の漆喰ははがれてて残ってるところにもスプレーで落書きがあったり。
ちょっとした探検を終えて気持ちが大きくなっててよせばいいのに
そのまま4人で居間らしきところで囲炉裏を囲んで話し始めた。
気が付いたら外は暗くなってきてて
一人が新聞紙とか持ってきて何故かもってたライター(笑)で囲炉裏に火をつけて
タバコを吸ったりしながら話してたんだが、
いきなり土間の向こうの玄関からガタガタと戸を動かす音がした。
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?106
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Source: 不思議.NET
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