引用元: ・部落や集落とかの怖い話を集めるスレ
創作くさいし長文だし駄文でスレ違いかもしれないが、勝手に書いてくよ。
田舎は閉鎖的で人間関係がすごく陰湿。私は小学生のとき3回転校して4か所の小学校に通った。ちなみに全部、田舎の小学校。全校生徒10人くらいなんてのはざらで、木造校舎だったり分校だったりした。
スーパーなんて車で1時間はかかるから移動販売車が来る、それも小学校のある中心部だけ。周りは田んぼと山だらけで少し歩けば、今でいうところの消滅危機集落。
集落は全員顔見知りで知らない人がくれば、あれはだれだとヒソヒソ話。よそ者には警戒心が強くて、なかなか本心を語らない。田舎ってそんなところ。
でもいいところがないわけではなかった。一度中に入ってしまえば、仲間意識が強いから困ったときは率先して助けてくれる。農業のやり方はお年寄り連中に聞くのが一番だし、シイタケの原木作り体験やわらじをあむのも面白かった。
遊ぶ場所は田んぼや山しかなかったけど、子どもが少ないから年上年下関係なくみんなで遊んでた。冒険ごっこやツツジの蜜を吸ったり、野イチゴ食べたり神社でかくれんぼしたり結構楽しかった。かれこれ30年以上前の昭和の話。
なぜ私がそんな田舎の小学校ばかり通っていたかというと、私の父は駐在所勤務の警察官だった。何人かの警察官が交代で待機してるのが交番で、駐在所は住居も兼ねてるからそこに住みながら警察の仕事もできる。
田舎の方では、交番を作るほどの予算も人手もないから、駐在所に住みながら24時間お仕事をする。もちろん24時間というのは比喩ではなく、警察官が不在の場合でも来る人がいるから警察官の奥さんが対応することもある。私の母は元婦人警官で、そういう対応には慣れていたようだった。
また、なかなかそういう夫婦は少ないから重宝もされていたんだろう。駐在所周りを転々とした。おかげで小学生のときは、駐在所にしか住んだことがない。
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Source: 不思議.NET
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