配信日時:2018年4月4日(水) 12時30分
2018年4月3日、韓国・聯合ニュースによると、米国の3大教科書出版社の一つであるマグロウヒルが、小中高校の一般社会科の教科書に韓国の歴史と文化を積極的に反映する意思を明らかにした。
同社は昨年7月に「教科書で韓国の歴史と文化を学べるようにしてほしい」とする在米韓国人小中高校生からの手紙を受けた。その後「生徒らが提案した内容を検討し、一般社会科の新たな教科書に反映することにした」とし、「生徒らの提案内容を学術デザイン編集チームと共有、教育チームでも徹底的に検討する」と回答したという。
在米韓国人の小中高校生50人余りは同社を含め、ホートン・ミフリン、ピアソンなど6社の出版社に送った手紙に、「私たちが学ぶ教科書に三国時代、仏国寺、石窟庵、金属活字と直指心体要節、訓民正音、日本植民地時代と独立運動家の活躍、独島(日本名:竹島)、慰安婦、朝鮮戦争、経済発展などさまざまな内容を掲載し、米国の友人と共に学びたい」とつづったそうだ。また、生徒らはボランティアの教師で構成された団体「エコ?コリア」が昨年7月に行ったキャンプ「活動で学ぶアメリカの学校での韓国歴史文化」に参加した際、正規の学校では今後、改正されたカリフォルニア州の一般社会科教育課程に基づき、韓国の歴史文化をより広く学ぶことになるという事実を知り、出版社に手紙を送ることを決めたとのこと。
同団体のチェ・ミヨン代表は3日、「教育省の一般社会科カリキュラムが16年に改正され、韓国に関する内容が多く含まれたが、出版社がこの内容を教科書や教材にどのように反映し記述するかが非常に重要」とし、「教科書がうまく作成されても、教師は自分が知っている内容しか教えないため、教師への指導も必要となるなど道のりは長いが、それでも明るい兆しが見える。より多くの情報が掲載されるよう引き続き働きかけたい」と述べているという。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「誇らしいことだ」「ありがとう」「みなさんの活動を尊敬する」「若いのにしっかりしているな」など生徒らの活動に好意的な意見が多く寄せられた。また「国(韓国)も積極的に支援してほしい」と訴える声や、「韓国の政治家よ、この子たちから学べ」とやゆする声も見られた。(翻訳・編集/三田)
世界的に中国の一属国にページを割いた教科書の価値は低い。
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Source: おもしろ韓国ニュース速報