「世界最高原子力、誰が殺すのか」大学生たち全国で1人デモ
現政権の脱原発政策の廃棄を促す1人デモが全国で行われた。
グリーン原子力学生連帯は19日、13の市・道別指定場所で「原子力支持運動」(Stand Up for Nuclear)1人デモを開催した。 グリーン原子力学生連帯はソウル大学、KAIST、漢陽大学など計14大学の原子力工学科の学生からなる団体で、新ソウル3・4号基建設再開を促す街頭原子力発電所署名運動、討論、YouTubeなど多様な方法で原子力発電所の建設再開運動を進めている。
全国から学生・市民団体など約100人が参加
19日の1人デモは、ソウル光化門とソウル駅、水原駅、天安新世界百貨店、大田駅、光州松亭駅、釜山大学、済州市役所など全国13ヵ所で行われた デモには、グリーン原子力学生連帯所属の原子力工学科の学生だけでなく、教授、研究員、原発産業従事者、市民団体、一般市民など約100人がリレー方式で参加した。 それぞれ30分-2時間の時間を決めて、1人デモをしたのだ。 グリーン原子力学生連帯は「19日(1週目)には”原子力発電”、26日(2週目)には”原子力広報”というテーマで2週間にわたって1人デモを行う計画だ」と述べた。 第1週目の「原子力再生」イベントにはグリーンニューク、史実と科学市民ネットワーク、エネルギー興士団など9団体が参加した。
1人デモの参加者らは、グリーン原子力学生連帯が製作したプラカードを手にして崩壊する国内原発産業の生態系を告発し、政府の一方的かつ無分別な脱原発政策の推進に憂慮を示した。 プラカードには「世界最高の韓国原子力、誰が彼を殺すのか」という文句が入った。 また、グリーン原子力学生連帯は原発稼動・建設中断による気候変動の危機と増加する電気料金、脅威を受けるエネルギー安保の危険性を指摘した。
海外50都市でも「原子力支持運動」
今回の1人デモは,世界同時進行中の原子力支持運動の一部である。マイケル・シェレンバーガーが代表を務める米国の環境運動団体「環境進歩(EP)」は、再生可能エネルギーの無分別な拡大による弊害を伝え、原子力の必要性をアピールするため、2016年から「原子力支持運動」を開始した。
今年の行事にはパリ、LA、ニューヨーク、ロンドンをはじめ、世界50あまりの都市から市民が参加した。 SNSには原子力支持の文句を書いたプラカードを持って撮った世界市民の写真が相次いで掲載されている。
脱原発に挫折感を覚えた原子力専攻の学生たちがデモを主導
国内ではEP側の要請で緑色原子力学生連帯が行事を主催した。 KAIST原子力専攻博士課程中のグリーン原子力学生連帯のチョ・ジェワン代表(30)は「継続的に脱原発政策が進められたが、科学・工学を勉強した立場では政策決定過程が不十分だと感じた」とし「政治とでは独立的に専門家に任せるべき領域がそうではなく、政治的な理由で判断され、合理的でない方向へ流れ、学生たちがもどかしさを感じている」と述べた。
特に、今回の1人デモに原子力専攻の学生たちが立ち上がった理由は、政府の脱原発政策による挫折感のためだ。 チョ代表は「脱原発政策以前は学生たちがどのように競争力を築いて寄与し、良い職場を見つけられるか心配しただけで、産業自体が揺れるとは思わなかった」とし「原子力技術がどれほど重要なのか、その必要性を皆が知っていたため、未来に対する心配はしなかった」と述べた。
学生たちは原発産業自体が崩れるのを目にして経験した。 チョ代表は「原子力専攻者が海外に行くべきか、4-10年間勉強したのを捨てて非原力分野に進出するべきか、どちらかを選択するよう強要される状況」と述べた。 彼は「今回のデモを通じて究極的に脱原発政策が廃棄され、合理的なエネルギー政策決定が下されればというのが目標」とし「特に新ソウル3・4号基建設が最も急がれる目標だ」と述べた。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ