[なぜ?] 「韓国人には体臭がないから不思議です」(ft、遺伝子のギフト)

強い腋臭はアポクリン腺の分泌の活発なG遺伝子のせい
食習慣変えれば体臭も良くなる

[イーデイリー、パク・ハンナ記者] 日常で繰り広げられる疑問を[なぜ?]コーナーを通じて解決します。

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「韓国に来る前、誰かが私に’デオドラント(消臭剤)をたくさん買え’と言った。 なぜなら、韓国人はあまり使わないからだ。」

助言を受け、実際にデオドラントをたくさん持って韓国に来たというビビ(フランス)さんは「フランスでは地下鉄に入ってすぐ良くない汗の臭いがするんですよ。しかし、韓国の地下鉄内ではあまり臭いがしない」と不思議そうに話した。

米国から来たシャレンさんも「韓国人は体臭が本当にないようだ。 一般的に米国人は男女を問わず体臭が強いんですよ」とし「特にフィットネスセンターに行くと汗に濡れたあの臭い…」と言葉を続けることができない姿を見せた。 コスタリカから来たソジオさんは「韓国人は汗から何の臭いもしなくてうらやましい。 香水もあまり使わないようですが、本当ですか?」と尋ねた。

先月27日、ユーチューブチャンネル’コリアン・ブロス’に掲載されたこの画像には1500あまりのコメントが付けられた。 「揺れる花々の中で、あなたのシャンプーの香りを感じることができる民族」、「遺伝子が韓国人から腋の臭いを持ち去った」、「韓国人だけがエゴマの葉を食べたからじゃない?」、「水がきれいで、清潔にしている文化も一役買っているようだ」などだ。

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これと共に「韓国では知らなかった極限の体臭を外国で知った」という経験談も続いた。

韓国人に比較的腋臭が少ないのは、ある研究結果でも明らかな事実だ。 わきの下の汗臭いの別名「ワキガ」は、アポクリン(Apocrine)汗腺から分泌される化学物質が不飽和脂肪酸やバクテリアなどと合わさることで生じる。 ところが、このアポクリン腺分泌が活発なG遺伝子を持つ人が、韓国人の中には多くないからだという。

英国ブリストル大学の研究チームによると、G遺伝子は主に欧州やアフリカ人に、A遺伝子は主に東アジア人に現れるという。 韓国でG遺伝子を持った人口は2%に過ぎない。 これは世界で最も少ない割合だ。 G遺伝子の特徴の一つは湿った耳垢だが、韓国人のほとんどが乾燥した耳垢を持っている。

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しかし、我が国の人たちもおよそ5~10%は腋臭や不快な体臭に悩んでいるという。 液臭は遺伝的な影響が強いが、他の要因もあるからだ。

特にホルモンの分泌が旺盛な若い年齢層や健康や衛生状態が悪い時にひどくなることがある。 わきの下の毛が多い場合は除毛をし、汗を吸収して蒸発させる綿素材の服を着た方が良い。 また、石鹸を使ってシャワーを頻繁に浴び、デオドラントを使えば、ワキガを減らすことができる。

もう一つは、私たちの体が思ったより食べ物に大きな影響を受けるということ。 肉類や乳製品など脂質の多い高カロリーの食べ物は体臭を強くする。 辛かったり刺激的な食べ物、インスタント、天ぷら類なども ワキガに良くない。 緑黄色野菜と果物をたくさん食べ、毎食自分の体に適切なカロリーを取る食習慣は、良い体臭を作るのに役立つ。

来週の「なぜ?」コーナーは、このように臭いがしないことで有名な(?)韓国人に個性のある匂いを付ける、ある料理についての話につながります。 食卓にいつも一緒にいると、その香りもたっぷりですが、決して絶つことのできないソウルフード”○○”にスポットをあてます。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ