善良な価格でドイツ並みの性能…テスラ「韓国自動車部品会社、世界最高」

韓国自動車部品、性能は、ドイツ・日本級、価格は安い
自動車メーカーのニーズに対応する能力は世界最高

20210210-03.jpg

テスラは電気自動車だけを作る。 電気自動車は既存の内燃機関自動車とでは様々な面で設計が異なる。 内燃機関車は最も重い部分のエンジンが前方にあるが、電気自動車は重心のバッテリーが車の底にある。 電気自動車のモーターはエンジンに比べて騒音が小さく、タイヤと吸遮音剤も異ならなければならない。 バッテリーのため、車体がさらに重くもある。

テスラは初期からスポーツカーのロードスター、プレミアムセダンのモデルSなどで高級車のイメージを追求した。 しかし、新生企業であり、資金は十分ではなかった。 この問題を解決するために積極的に発掘したのが韓国の部品メーカーだ。

韓国の自動車部品メーカー各社は、ドイツや日本の部品メーカー各社と匹敵する性能を出し、価格は90%前後と安価だ。 韓国の厳しい完成車メーカー各社に供給しながら、実力を磨いたおかげで、顧客の要求事項を迅速かつ正確に遂行する能力では、世界最高と言われている。

テスラの主要車種には韓国タイヤのタイヤ、マンドの調香装置、寒温システムの熱管理システム、大韓ソリューションの吸遮音剤、エムエスオートテックの軽量化シャーシ(車の骨組み)などが入る。 テスラに納品し、世界の電気自動車業界で知名度を高めた韓国部品メーカーは、ほかの完成車メーカーからも相次いで「ラブコール」を受けている。

電気自動車は独自の騒音が少なく、いわゆる「NVH」(騒音・振動・ハーシュネス)管理が乗り心地を大きく左右する。 タイヤは路面の摩擦騒音を最小限に抑えなければならない. 韓国タイヤはテスラの準中型セダン「モデル3」に続き、主力スポーツユーティリティ車両の「モデルY」にも主力納品会社に決まった。 大韓ソリューションは国内吸遮音剤市場を半分近く占有しており、米国にも現代・起亜納品用工場を運営しているため、テスラに決まった。

電気自動車バッテリーは温度変化に敏感だ。 特に寒くなるとバッテリー性能が大きく低下する。 しかし電気自動車はエンジン熱でヒーターを回す内燃機関車とは違って、バッテリーを使ってヒーターを回さなければならない。 冬季にはバッテリーの消耗がさらに大きくなるということだ。 その分、車両の熱管理システムが重要だ。 グローバル自動車エアコン・ヒーター2位の韓温システムは1位のデンソー(日本)と違い、早くから電気自動車用熱管理システムを開発して市場を先取りしている。

エムエスオートテックは自動車用シャーシを高温に加工する時、強度を高め、重さを減らす「ホットステムピング」工法で電気自動車時代を切り開いている。 同社はテスラの主要車種にシャーシを供給中であり、特にテスラが発売を準備中の大型トラック「セミ」にはほぼ全量を供給するという。

テスラは、購買チームにアップル出身者を大勢採用し、「アップル式供給網管理」をしているという。 アップルは、部品メーカーの製造力量やコストなどをさまざまなルートで予め調査し、自分の望む性能や価格を貫くことで有名だ。 供給網情報を完璧に把握して原価を管理するティム・クック最高経営者(CEO)の’ホワイトボックス’戦略だ。

テスラに供給中の韓国のある部品会社CEOは「5年前、テスラから先に購入提案があり、受け入れたら社員が1人来て3週間常駐し、うちの会社の長所·短所を隅々まで把握していった」とし「交渉過程で同種部品会社数十社のデータを提示するのを見て、今後成長するに値する会社だと感じた」と伝えた。

大半の完成車メーカーが事故に備えて一つの部品から二つ以上の部品会社を活用する「マルチベンダー」戦略を使うのとは違い、テスラはまだ一つの部品会社の製品だけを使う場合が多い。 まだ販売量が多くない上、専用部品を早く供給するためには一つの部品会社を集中的に育てた方が有利だと判断しているという分析だ。 ただし、中核部品のバッテリーは主力供給会社のパナソニックの他に、韓国のLG化学、中国のCATLなど多数の協力会社を置いている。

ttps://bit.ly/3q8qjov

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ