銀魂の作家が語る日本の劇場版アニメの収益構造

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P.N.「劇場版 銀魂」最高でした!!!さんからの質問

先生に質問です。
この間、母が「劇場版 銀魂」がヒットしているということを聞いて「きっとこれぐらいの人気があるならヒルズにでも住んでるのね~」と言っていました。
本当ですか?

[答え]
生々しい話をしますと、映画というのはどれだけ観客が入ろうと、どれだけ興収をあげようと、作家の懐には何も入ってきません。
最初に原作使用料というものが支払われるのみです。
全体の興収からいえば、ハナクソみたいな額ですね。
ほとんどの金は集英社、サンライズといったうす汚い悪徳企業の懐に入ります。
単行本を発売した方がよっぽど儲かります。
なのになんで血尿をたれ流してまで映画に協力したのかというと世の中にはヒルズなんかより素敵な物件があるからです。
それはね、お母さんあなたの心です。
皆さんの心に銀魂を届けられるなら僕らはダンボールヒルズに住んだってかまわない。
作家だけは、そんな誠実な気持ちで作品作りにとり組んでおります。
なのでお母さん、僕らを哀れと思ったら映画だけじゃなく単行本も買って印税で僕をヒルズに住まわせてください。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ