「超えられない壁」だと思っていた日本、30年で国家競争力、信用力もすべて追い抜いた

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約30年前までは「超えられない壁」と思われていた日本だが、韓国の主要経済指標が上回ったことが分かった。 韓国の国家競争力と信用格付け、1人当たりの経常GDP(国内総生産)が日本を追い越した。 全国経済人連合会(全経連)が8・15光復節を控え、1990年以降の韓日経済・競争力格差の変化を比較して分析した結果だ。

12日、全経連によると、スイス所在の国際経営開発研究院(IMD)がマクロ経済と政府・企業の効率性、保健環境・教育インフラなどを分析し、国家競争力を総合評価するIMD国家競争力順位で、韓国が今年評価対象64カ国のうち23位、日本は31位になった。 1995年に韓国26位、日本4位だった順位が一世代で逆転した。

韓国は通貨危機直後の1999年に41位まで下落したが、2000年代に入り経済成果を基に回復し続け、「失われた30年」から抜け出せずにいる日本を追撃、追い越しに成功した。

ムーディーズやS&P、フィッチの3大国際格付け会社の国家格付けでも、韓国が2ランク高く評価されていることが、調査の結果分かった。 S&P格付けでは1990年には韓国が「A+」で日本(AAA)より4段階低かったが、今年は韓国が「AA」で日本(A+)より2段階高い。

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物価や為替相場の水準を反映して国民の購買力を測定する1人当たりの経常GDPも、購買力評価(PPP)基準で2018年韓国(4万3001ドル)が日本(4万2725ドル)を追い越した後、趨勢を維持していることが調査の結果分かった。

製造業の競争力でも韓国は日本を追い抜いた。 国連産業開発機構(UNIDO)の世界製造業競争力指数(CIP)によると、1990年、韓国と日本の順位はそれぞれ17位と2位だったが、18年は韓国が3位に上がり、日本は5位へと下がった。

依然として日本がリードしているマクロ経済指標では、韓日間格差がはっきりと縮まっている。 1990年、韓国と日本の名目GDP水準は、それぞれ世界17位と2位だったが、2020年、韓国が10位に上がったのに比べ、日本は3位に下がり、格差が縮まった。

名目1人当たりGDPも、韓国が1990年の3万1497ドルから2020年には3万1497ドルに増え、1990年当時には日本の25.5%水準にとどまっていたのが、2020年には78.5%水準まで追いついていたことが分かった。 韓国の輸出額も2020年基準で5130億ドルと、日本の80%水準まで高騰したことが、調査の結果分かった。

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経済指標では日本を超えたり、格差を縮めたりしたが、科学技術や基礎技術分野では日本との差が依然として大きいことも目立つ。

グローバル研究開発(R&D)1000大投資企業数で、2020年基準で日本は韓国より5倍以上多くの企業を保有していると集計された。 素材・部品分野で韓日競争力を示す韓国の素材・部品対日赤字規模は、1994年の83億ドルから2020年には154億ドルと2倍近く増加した。 交易規模が拡大した影響もあるが、全体対日貿易収支比比率も同期間、70%から73%へと小幅増加した。

基礎科学と源泉技術の競争力を示すノーベル科学賞受賞者が、韓国は皆無だが、日本は昨年までに24人に達する点も残念な点だ。

全経連のキム・ボンマン国際協力室長は「韓国経済が持続成長するためには日本との格差が依然として大きい科学技術競争力を育てなければならない」とし「このため政府の積極的かつ長期的なR&D支援が必要だ」と述べた。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ