ノーベル文学賞の期待膨らむ日本…候補群に村上春樹、多和田葉子

日本ノーベル賞25人排出…文学賞は川端康成、大江健三郎受賞
カナダ女性詩人・アンド・カーソン「有力」…韓国はコ・ウン以降、有力候補「皆無」

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(ソウル=ニュース1)パク・チョンファン文化専門記者=日本が今年のノーベル文学賞に小説家村上春樹(70)と在独日本人作家多和田葉子(59)が挙げれ、第三の日本国籍のノーベル文学賞受賞者が出てくることを期待している。

今回のノーベル賞は10日、韓国時間午後8時に発表され、異例の受賞者2人と確定した。スウェーデンのアカデミーが昨年ノーベル賞審査委員スキャンダル波紋により、受賞者を出さなかったからである。

日本の朝日新聞は9日、同社サイトにノーベル文学賞特集ページを用意した。ここに村上春樹と関連する記事や資料を整理した。

共同通信など日本メディアによると、英ブックメーカー(賭け屋)ナイサーオッズは日本人村上春樹と多和田葉子の二人を受賞者と予想した。村上春樹は賭け率9倍で3位、多和田葉子は16位にそれぞれ出ている。

村上春樹は世界的なベストセラー作家であり、「ノルウェーの森」「1Q84」などを発表した。春樹の作品は、50以上の言語に翻訳されて読まれている。

春樹はノーベル文学賞に向けての「要所」という評価を受けるフランツ・カフカ賞を、2006年に受けたことがある。

多和田葉子は早稲田大学卒業後、ドイツ・ベルリンで日本語とドイツ語で小説や詩を書いている。葉子は、ドイツの権威あるクライスト賞を日本人で初めて受賞したことがある。

ただし、2017年にノーベル文学賞を長崎で生まれた日系イギリス人作家カズオ・イシグロが受賞していて、しばらく日本人が受賞するのは難しいとの見方もある。

今回、日本国籍の文学賞受賞者が出ると川端康成、大江健三郎に次いで3番目の受賞者となる。

日本国籍のノーベル賞受賞者は、今年化学賞を受けた吉野彰(71)をはじめ、全25名である。日本はこれまで物理学賞9人、化学賞8名、生理医学賞5名、文学賞2名、平和賞1名を輩出した。

一方、文学界では今年、女性作家の受賞が有力と予想した。最も有力な受賞候補は、カナダの詩人・アンド・カーソン(69)である。この他にも、フランスの小説家マリーズ・コンデ(Maryse Conde)、中国の小説家チャン・スェ(Can Xue)がブックメーカー配当率1~3位に上がった。

韓国はコ・ウン詩人がセクハラ疑惑で候補群から除外された後、これといった候補がいない状態だ。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ